自転車に乗って無料で高速道路のパーキングエリアに千葉の物産を買いに行く(後編)
こんにちは、寒くなってきてそろそろ世間話にも出せないレベルで外に出なくなってきたルーペちゃんです。
私が「外に出ない」って言ったらほんとに出ないですからね。
以前ママ友との会話で「久しぶりに外出たな~」「どれくらいぶり?」「先週の火曜以来(その日は木曜日)」と言って盛大に引かれたことがあるので、それからはうかつに本当のことを言わないようにしています。
さて前回民放のバラエティ番組のように引っ張ってしまった「千葉でおすすめできる加工品」の話の続きです。
●「千葉っつったら醤油だべ」
千葉は醤油生産量全国1位です。どの程度の1位かというと、割合では34%。2位の兵庫県は15%なのでダブルスコアの1位。さらに兵庫が生産しているのは主にうすくち醤油なので、こいくち醤油を使うみなさんはほぼ千葉県にお世話になっていると言っても過言ではありません!(いや過言だと思うよ。。。)
しょうゆ情報センターのデータより
野田と銚子という2大醤油生産地を擁する千葉県。いずれも利根川と江戸川というロジスティクスに恵まれた立地を生かし、しょうゆ業を発展させてきました。
突然ですが、千葉県民なら即答できるしょうゆクイズ。
キッコーマン、ヒゲタ、ヤマサの創業地はそれぞれどこでしょうか?
【答え】キッコーマン=野田、ヒゲタ・ヤマサ=銚子
(ヤマサのCMキャラクターを長年務めている麻生久美子さんは銚子に近い千葉県山武郡出身なのです。豆知識。)
●下総醤油がスゴイ
そんな大手メーカーの醤油ももちろん美味しいのですが、お刺身を食べるときや、お餅を磯辺巻きにするとき、ちょっといいお醤油を使いたくなるものです。
そんなときにお勧めしたいのが、「ちば醤油株式会社」というストレートな社名の会社が作っている
「下総醤油」。
このお醤油の美味しさは感動的です。色はごくごく薄いのに旨味が濃くて、塩辛くない。舐めるとアミノ酸の旨味で舌の脇がキュッと縮むのです。
醤油とは塩味を足すのではなく、旨味を足すための調味料なのだということを思い出させてくれます。
ほうれん草のおひたしでも、何なら白飯でも、垂らすだけで他は何もいりません。ごちそうです。
製法や実績はホームページをご覧いただくとして、この下総醤油、私が自信をもってお勧めできる千葉土産としてご提案します。
720ml:1,188円。290ml(薄紙に包まれているもの):464円。
ラベルの意匠もいいですよね。
ネットショップもありますが、購入できるお店はこちらの一覧からどうぞ。
伊勢丹や高島屋、ディーンアンドデルーカなど都心でもあちこちで取り扱いがあります。
イオンでも買えるのになぜルーペちゃんはわざわざPASARまで来たかというと、大きい720ml瓶が買える一番近い場所だったからです。(都内の伊勢丹で720ml売ってるのに県内のイオンで290mlしか売ってないって・・・がんばれ。)
●「千葉っつったら落花生だべ」
醤油について熱く語ったところで、忘れちゃいいけないやっぱりコレも外せないよねの「落花生」も。
今の時期、落花生は新豆が出回り始め、一年のうちでも一番美味しい季節です。そんな落花生、おみやげにするにはかさばるという難点があります。
そこでオススメしたいのが、「ピーナッツペースト」。
こちらはルーペちゃんが買い置きしているもの。
豆の風味といい香りといい、いわゆる「ピーナッツバター」とは別物と思ってください。
舌にまとわりつく落花生油はもはや官能的。他の油脂を加えていないので、市販のピーナッツバターに時折感じる嫌な後味が全くありません。ただ、それは落花生100%の製品に限ります。
ピーナッツペーストは人気のおみやげなのでたくさんのメーカーが様々な製品を作っています。その中でも「千葉県産落花生100%」「原材料は落花生のみ」を選んでおけば間違いありません。
上の写真の商品の原材料表示。落花生のみ!ピュア落花生。
「加糖」「無糖」「粒入り」などのバリエーションもありますが、私はいつも「無糖粒なし」を購入します。ごまペーストの代わりに、和え物やたれなど料理にも使えるからです。
パンに塗るときははちみつを重ね塗りすればOK。
(残念ながらPASAR幕張で売っているのは油脂や香料も入った加糖のものでした。地元のスーパーや道の駅などでも100%落花生のものが売っているので探してみてください。)
●もののついでに下り線も覗いてみた
720mlの醤油を2本も買ったので重いしかさばるし、早く帰りたかったのですが、ここまで来たのでせっかくだから下り線のPAもちょっとだけ行ってみようと奮い立ち、出発しました。
自転車なら5分もかからない距離なのに、とっても行きたくない気持ち・・・昼間でも女性ひとりで通るのはなかなか勇気がいる道なのです。
自転車を飛ばして3分で下り線PAに着きました。おっなんだか明るくて開けた印象。
下り線は「東京方面から千葉に帰る人たち」を想定しているらしく、東京土産が並ぶラインナップ。上りよりもっとデパ地下的です。
榮太樓とか
泉屋のクッキーも
あ~なんか興奮してきた~。東京以外の人間にとってはこっちの方が楽しいぞ~。
フジバンビの「黒糖ドーナツ棒」が売ってて嬉しい!
結局下り線でも色々と買い込んでしまいました。
だって舟和の芋ようかん、「新芋」って書いてあったら抗えない!
●最後に誰も知りたくなかった情報を
そんなわけで生まれて初めて「車に乗らないでPAに入ってみた」わけですが、我が家からそこそこ距離はあるので、また醤油を買いに来るかと言われれば「微妙」。
でも散歩やサイクリングの途中で立ち寄れる楽しみが増えるので、こうした一般利用可能なPA・SAはどんどん増やしていただけると嬉しいです。
自転車なら渋滞を気にせず行けるけれども・・・
実は「微妙」という理由がもうひとつありまして、PASAR幕張を挟む武石ICと幕張IC間の通行料金はそもそも無料だった、という誰も知りたくなかった事実。
なので、自転車に乗らなくてもPASAR幕張には無料で行けるのです!
次はたぶん車で行きます!ごめんなさい!
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