そうだ、京都行ったんだった(グッズ篇)
こんにちは、何軒スーパーを回ってもバターが全然売っていなくて困っていたら、夫がドヤ顔でまとめ買いしてきてくれてうれしいルーペちゃんです。
バターの品不足、皆さんもお困りではありませんか?朝はパンかホットケーキが多いルーペちゃんちでは、バターは必需品なのです。
夫に「どこで売ってた?」と聞いたら「近所のドラッグストアに普通に売っていた」そうです。そりゃ穴場!
では今日で(やっと)完結の京都旅行記、「グッズ篇」です。
●恵文社一乗寺店
オシャレな雑誌やブログにかなりの頻度で登場する「恵文社一乗寺店」。
書店です。が、単行本から写真集、雑誌からマンガに至るまで、「恵文社セレクト」によるものしか置いていない、そういう書店。最近よく聞く言葉で言えば「本のセレクトショップ」ってとこでしょうか。
「恵文社でイベントやりますって言いたいだけでしょ?」「分かる人には分かるんだよねみたいなもんでしょ?」とかなりひねくれた先入観で訪れたのですが、実際のお店は思っていたのと違いました。
もっと近寄りがたいところかと思っていましたが、学生街に溶け込んだ、普段着の佇まいのお店でした。
それでいて棚のひとつひとつに新しい発見をこれでもかと散りばめていて、「この本とこの本を隣同士に!」なんて驚きもあったりして、あと一日時間があったら夜までここで時間を過ごしたかった。
オンラインショップの書籍一覧をざっと眺めるだけで、きっと店舗に行きたくなります。
中庭の世界観すばらしい
以前ブックディレクターの「バッハ」が手がけた「LIBERALAつくばの書棚」という記事を書きましたが、この恵文社さんも、本の品揃えだけで全国から人がここを目指すのです。
TSUTAYAと組んだことで一躍有名になった佐賀県の武雄市図書館も全国から人が訪れます。
力のある本を集めたり、本が読める快適な場所を用意するだけで、人はそこに行きたくなるものなのです。
恵文社バッグ500円
ミーハーながら「恵文社バッグ」購入。道往く人に「アタシわかってるでしょ?」アピールするためじゃありませんよ(笑)。
●内藤商店のほうき
たしか2500円くらい。
京都特集の雑誌を開けば必ずと言っていいほど目にするのがこちらのほうき。
三条大橋のすぐたもとにあるお店は、周りの繁華街とは明らかに空気が異なり、こちらだけ時間が止まったよう。職人さんがシュロで作ったたわしやほうき、ブラシなどを専門に扱っています。
我が家のダイニングテーブルは食事もすれば仕事もするし子供が勉強もする。それぞれの作業終わりに掃き清めるためのブラシを置いているけれど、その毛がスカスカでコシがなく、もっと使いやすいものはないかと探していました。
昨今は「ちゃんとしたブラシ」を買おうと思ってもなかなか売っていないのです。京都に行ったら必ずこのお店でブラシを買おうと思っていたのでした。
選んだのは友人が使っているのと同じ、黒竹の柄つきブラシ。ご覧のとおり毛の密集度はかなりのもので、硬さも十分。
店頭に見本で置いてあったものは毛羽立ちがだいぶ取れて、なめらかな使い心地になっていたのに、私が購入してきた新品のブラシはまだゴワゴワのバリバリで、使うと倍の手間がかかるほどの繊維カスがボロボロと落ちてくる。試しにテーブルでトントン叩いてみたらこの通り。
ご店主が言う「しばらくは粉が出るから・・・」の「しばらく」ってどのくらいなんだろうと思いながらも、育てるのもまた楽しいブラシです。
ミニブラシのキーホルダー(500円)は娘に。単なるシャレのつもりが、「筆箱の中の消しゴムカスを掃除するのにちょうどいい」そうで、京都の手仕事には万にひとつのムダがない。
●GALLERYひたむきのお箸
京都は細箸がブームなのか?どこに行ってもほそーーいお箸ばかり目にしました。
既出の「蕎麦おがわ」で蕎麦をたぐるのに出されたお箸も細い竹箸。
「コレ使いやすいよ」と友人が薦めるお箸を買ってみましたが、これも初めて見る細さ。
言われるがままに買ってはみたけど、こんな細い箸、力を入れたらすぐ折れそうで頼りないなぁ・・・と疑っていたら驚異的に使いやすい!
漆塗りの箸1000円
つかみやすく疲れない、うっかり水につけっぱなしにしても漆のはげる気配がありません。細く赤く優美な箸は、ふりかけご飯すらどこか気品のある料理に感じさせます(言い過ぎ)。
なお、友人が別れ際におみやげに持たせてくれたのは、箸専門店「市原平兵衛商店」の盛り付け箸でした。10年以上の修行を積んだ花板しか持つことが許されない極細箸・・・私が持っちゃう?持っちゃうわよ!
この細さ伝わるか・・・
●番外:大阪王の餃子
すいません、京都に全く関係ないけどこれだけは言っておきたいことがあります。
5年ほど前、夫が関西に単身赴任していたときに覚えた伊丹の餃子屋「大阪王」がほんっとに美味しくて、伊丹空港を使った行き帰りには必ず寄っていました。
道路に面したというか半分道路の上みたいなカウンターだけの店で、注文はおひとりさま2人前からというわけのわからないシステム(だったら2人前を1人前にすればよいのでは?と素人は思うが)で、餃子の他はビールしかなくて(白飯もなし。アンビリーバブル!)という愛想も素っ気もない店。でも、美味しいんですよ。口の中切れるくらい底がガリッガリで、本能に直撃するうまさ。
冷凍の状態で美味しさを想像してくださいと言っても無理ですよね
今回も伊丹空港を使うので帰りに絶対買って帰ろうと思っていたのですが、寄れなかったのです。
あー大阪王食べたい食べたいと思うあまり、お取り寄せしてしまいました。ちゃんちゃん。
いつの間にこんなに増えたんでしょう、現在はリアル店舗7箇所で買える模様。
梅田阪急などは比較的買いやすいと思うので、機会があったらぜひ。
>>>レントゲン読影サービス Dr.LOUPE<<<