Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

そうだ、京都行ったんだった(グッズ篇)

こんにちは、何軒スーパーを回ってもバターが全然売っていなくて困っていたら、夫がドヤ顔でまとめ買いしてきてくれてうれしいルーペちゃんです。
バターの品不足、皆さんもお困りではありませんか?朝はパンかホットケーキが多いルーペちゃんちでは、バターは必需品なのです。
夫に「どこで売ってた?」と聞いたら「近所のドラッグストアに普通に売っていた」そうです。そりゃ穴場!

では今日で(やっと)完結の京都旅行記、「グッズ篇」です。

恵文社一乗寺店

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オシャレな雑誌やブログにかなりの頻度で登場する「恵文社一乗寺店」。
書店です。が、単行本から写真集、雑誌からマンガに至るまで、「恵文社セレクト」によるものしか置いていない、そういう書店。最近よく聞く言葉で言えば「本のセレクトショップ」ってとこでしょうか。

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「恵文社でイベントやりますって言いたいだけでしょ?」「分かる人には分かるんだよねみたいなもんでしょ?」とかなりひねくれた先入観で訪れたのですが、実際のお店は思っていたのと違いました。
もっと近寄りがたいところかと思っていましたが、学生街に溶け込んだ、普段着の佇まいのお店でした。

それでいて棚のひとつひとつに新しい発見をこれでもかと散りばめていて、「この本とこの本を隣同士に!」なんて驚きもあったりして、あと一日時間があったら夜までここで時間を過ごしたかった。
オンラインショップの書籍一覧をざっと眺めるだけで、きっと店舗に行きたくなります。

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中庭の世界観すばらしい

以前ブックディレクターの「バッハ」が手がけた「LIBERALAつくばの書棚」という記事を書きましたが、この恵文社さんも、本の品揃えだけで全国から人がここを目指すのです。
TSUTAYAと組んだことで一躍有名になった佐賀県の武雄市図書館も全国から人が訪れます。
力のある本を集めたり、本が読める快適な場所を用意するだけで、人はそこに行きたくなるものなのです。

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恵文社バッグ500円

ミーハーながら「恵文社バッグ」購入。道往く人に「アタシわかってるでしょ?」アピールするためじゃありませんよ(笑)。

内藤商店のほうき

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たしか2500円くらい。

京都特集の雑誌を開けば必ずと言っていいほど目にするのがこちらのほうき。
三条大橋のすぐたもとにあるお店は、周りの繁華街とは明らかに空気が異なり、こちらだけ時間が止まったよう。職人さんがシュロで作ったたわしやほうき、ブラシなどを専門に扱っています。

我が家のダイニングテーブルは食事もすれば仕事もするし子供が勉強もする。それぞれの作業終わりに掃き清めるためのブラシを置いているけれど、その毛がスカスカでコシがなく、もっと使いやすいものはないかと探していました。

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昨今は「ちゃんとしたブラシ」を買おうと思ってもなかなか売っていないのです。京都に行ったら必ずこのお店でブラシを買おうと思っていたのでした。
選んだのは友人が使っているのと同じ、黒竹の柄つきブラシ。ご覧のとおり毛の密集度はかなりのもので、硬さも十分。

店頭に見本で置いてあったものは毛羽立ちがだいぶ取れて、なめらかな使い心地になっていたのに、私が購入してきた新品のブラシはまだゴワゴワのバリバリで、使うと倍の手間がかかるほどの繊維カスがボロボロと落ちてくる。試しにテーブルでトントン叩いてみたらこの通り。

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ご店主が言う「しばらくは粉が出るから・・・」の「しばらく」ってどのくらいなんだろうと思いながらも、育てるのもまた楽しいブラシです。

ミニブラシのキーホルダー(500円)は娘に。単なるシャレのつもりが、「筆箱の中の消しゴムカスを掃除するのにちょうどいい」そうで、京都の手仕事には万にひとつのムダがない。

GALLERYひたむきのお箸

京都は細箸がブームなのか?どこに行ってもほそーーいお箸ばかり目にしました。
既出の「蕎麦おがわ」で蕎麦をたぐるのに出されたお箸も細い竹箸。

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「コレ使いやすいよ」と友人が薦めるお箸を買ってみましたが、これも初めて見る細さ。
言われるがままに買ってはみたけど、こんな細い箸、力を入れたらすぐ折れそうで頼りないなぁ・・・と疑っていたら驚異的に使いやすい!

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漆塗りの箸1000円

つかみやすく疲れない、うっかり水につけっぱなしにしても漆のはげる気配がありません。細く赤く優美な箸は、ふりかけご飯すらどこか気品のある料理に感じさせます(言い過ぎ)。

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なお、友人が別れ際におみやげに持たせてくれたのは、箸専門店「市原平兵衛商店」の盛り付け箸でした。10年以上の修行を積んだ花板しか持つことが許されない極細箸・・・私が持っちゃう?持っちゃうわよ!

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この細さ伝わるか・・・

●番外:大阪王の餃子

すいません、京都に全く関係ないけどこれだけは言っておきたいことがあります。
5年ほど前、夫が関西に単身赴任していたときに覚えた伊丹の餃子屋「大阪王」がほんっとに美味しくて、伊丹空港を使った行き帰りには必ず寄っていました。

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道路に面したというか半分道路の上みたいなカウンターだけの店で、注文はおひとりさま2人前からというわけのわからないシステム(だったら2人前を1人前にすればよいのでは?と素人は思うが)で、餃子の他はビールしかなくて(白飯もなし。アンビリーバブル!)という愛想も素っ気もない店。でも、美味しいんですよ。口の中切れるくらい底がガリッガリで、本能に直撃するうまさ。

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冷凍の状態で美味しさを想像してくださいと言っても無理ですよね

今回も伊丹空港を使うので帰りに絶対買って帰ろうと思っていたのですが、寄れなかったのです。
あー大阪王食べたい食べたいと思うあまり、お取り寄せしてしまいました。ちゃんちゃん。
いつの間にこんなに増えたんでしょう、現在はリアル店舗7箇所で買える模様。
梅田阪急などは比較的買いやすいと思うので、機会があったらぜひ。

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ペコちゃん かっぱ橋道具まつり@浅草合羽橋に行く(後編)

こんにちは。
風邪から完全復活のペコちゃんです。ご心配おかけしました・・・あっ してないですか?
寒さに強く友人に引かれるほど真冬に薄着なのに、季節の変わり目に弱いというペコちゃん。。(皆様もくれぐれもお大事に・・)
気をつけていたのになぁと肩を落としながらも、不調の私に「びょういん、いこか?」と心配してくれる娘の人生初めての2語会話に感動しておりました。

●かっぱ橋道具まつりの音楽イベントに参加する!

ルーペちゃんの素敵な京都旅に心が潤いましたが、皆様覚えてくださっていますか?前回のかっぱ橋満喫(前編)に続き後編です。
前回合羽橋デビューをしたばかりのペコちゃんですが「かっぱ橋道具まつり」の数あるイベントのひとつに息子と娘と一緒に参加してきちゃいました。

そのイベントとは『街の音プロジェクトin かっぱ橋 – 道具deアンサンブル』です!!
合羽橋で売られている「調理道具」を打楽器・管楽器として使うワークショップ、そしてパレードと演奏をするのです。

●どんなイベント??

講師は琴鼓’n管(キンコンカン)さん。

「琴」=木琴&鉄琴、「鼓」=チャンゴ&ドラム、「管」=サックス&スーザフォンといった異色の楽器編成で活動されていて、ロック、南米、民謡、伝統曲と、様々な分野の演奏をされています。

以前NHKのこども向け番組「大!天才てれびくん」内で「パタタピテポタツピテ」という曲が流れていてとても印象が強かったのですが、琴鼓’n管さんが制作を担当されていたそう。
しかも、かの「あまちゃん」バンドのメンバーとしても去年のNHK紅白歌合戦にも出場。

そんなすごい方々なのですが、とっても気さくで終始和気あいあいとしたムードでワークショップがおこなわれましたよ。

●さすが合羽橋・・・

まず会場に行くと、床にたくさんの調理道具が置かれています。ボール、寸胴鍋、フライパン、おたま、鍋の蓋こし器、ストレーナー・・・・

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数多い調理道具の中から自分の興味ある道具を選びます。
そして琴鼓’n管さんアドバイスの元、それに合ったバチを作成。もちろんバチも道具です、麺棒、菜箸(先端にスーパーボールをさして柔らかい音をだします)、泡立て器、スリッパなどなど。

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次は管楽器です。ジョウロまたはやかんをホースの先につけ、マウスピースはなんとこちら。

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わかりますか??生クリーム絞り出し機の先につける口金です。
最初は本物の楽器のマウスピースを使用する予定だったそうですが、道具街のお店から「これいけるんじゃない?」と提案があったそうで。さすが、プロ。ばっちりでした。

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ぺこちゃんの楽器は上の写真、ピンクホースの管楽器と、ストレーナーとバチに泡立て器の打楽器。
ホースが太かったので、口金ではなく、マウスピースを使いました。吹き方、息の伝え方を教えてもらいますが、不思議なほどいい音が出ます。しかし、やはり順応性はこどもの皆さんの方が高い。

●ワークショップスタート!

作った自分の楽器を手に、ワークショップのスタートです。

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まずそれぞれ好き勝手に音を出し、それを聴いた琴鼓’n管の方々が、高音、低音、太鼓やシンバル系のものとパートを分けてくれます。

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どんな音が、どんな音楽ができるのかな。みんなで音を出し合っていきます。
簡単なリズムからむずかしいものまで。楽しい雰囲気の中、どんどん音楽ができていきます。

驚いたことは、ドレミファソラシドの各音担当が決められたこと!
まさか調理道具でドレミファなんて繊細なことできるわけないじゃない、と絶対音感ゼロのぺこちゃんは思いましたが、できました。。。

音楽苦手のペコちゃん、もちろん今までアンサンブルなどに参加したことは皆無でしたが、楽しいものですねぇ。みんながそれぞれの音を出し合って、ひとつの音楽が出来上がっていく一体感は格別なものでした。

私たちの楽器の音を、琴鼓’n管の方々が同じ調理道具やチューバを使ってまとめて、より一層ステキな音楽に。最終的にあまちゃんテーマソング、そして琴鼓’n 管さん作曲の合羽橋ソングを習い、パレードの振りを覚えます。

●いよいよ発表の舞台へ!

残念ながら翌日に予定されていたパレードは雨のため、台東区生涯学習センターのホールにて開催されました。
ステージにあがっていたため(カッコイイぞ)撮影はできませんでしたが、去年のワークショップ&パレードの様子は↓からご覧いただけます。

日常使っている見慣れた調理道具での演奏、おこさんからご年配の方まで音楽初心者でもみんなが一体となって音楽を作っていけること、ペコちゃんにとっても、娘と息子にとっても貴重でとっても楽しい時間でした。合羽橋ならではで、なかなかできない経験だと。

街の音プロジェクト実行委員会のみなさま、琴鼓’n管のみなさま、そして共演者のみなさまありがとうございました?昨年に続き今年は2回目の開催でしたが、もし状況が整えば来年も開催されるとか。
ペコちゃん家今から開催を楽しみにしています?

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そうだ、京都行ったんだった(観光篇)

こんにちは、代打のルーペちゃんです。
本当は今日はペコちゃんの担当だったのですが、ペコちゃんが風邪で体調を崩してしまったのでルーペちゃんが書かせていただきます。
めっきり寒くなってきましたもんね~、晩秋ってやつですな。みなさんも体調にはお気をつけ下さいね。

では大好評の(自分で言う!)京都篇、今日は観光のことを。

鶴屋吉信の生菓子制作実演

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デパ地下でもおなじみ、鶴屋吉信さんの本店にやってきました。

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こちらの2階で、職人さんが目の前で和菓子を作ってくれるのです。

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華麗な手つきで餡をひねって丸めて伸ばして・・・

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お抹茶と和菓子(制作実演)972円

関東では「練りきり」という名称が一般的ですが、京都では「こなし」というそうです。呼び名だけではなく、作業工程にも若干違いはあるそうです。
ちなみに語源は「作業をこなす」からだそう。何か奥深い由来があるのかと思ったら意外に身も蓋もない由来でした。

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綾錦」というこちらの生菓子、色合いにご注目。

まだ紅葉のはしりやさかい、緑を多めにしてはります」(よく覚えていないので妄想京都弁で)
もっと紅葉が進む時期には緑が少なく、赤が多なるんどす」(妄想京都弁)
冬になったら白で雪ぃ降らせて終わりどす、ほなごめんやす?」(妄想京都弁)

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ゆったりした席に移動して、ビルの2階に出現する京の坪庭を眺めながら、お抹茶と出来上がったばかりのお菓子をいただきます。はんなりしてはりますな~、えきぞちっく・じゃぱんやね?。

食べ物で季節を感じるのはさして珍しいことではありません。シチューやジビエを食べたりしても秋の訪れを感じられるものです。しかし、絵を描くように視覚的に食べ物で季節を表現するのは和菓子特有のものだと思います。

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職人さんはあんなに緻密なものを作りながら口の方も滑らかで、興味深い話をたくさん聞かせてくれました。
京都案内を頼まれるたびにここに来るのでもう4回目だという友人いわく「この職人さんは話上手な人だから当たりだよ」と教えてくれました。そういえばどんな分野においても一流の人は話が上手いと言いますね、納得。

永観堂禅林寺

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拝観料600円

まだ10月の半ばということで紅葉はうっすら色づき始めたところでしたが、東山に近いこちらのお寺は場所によっては見事に紅葉していました。友人が言うにはこの狭い京都盆地でも、場所によって紅葉の時期にずいぶん差があるのだそう。東山の方は早くに紅葉が始まるので、この時期でも紅葉が見られるのです。

◯三鈷の松

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境内のお土産屋さんをちらっと覗いたら、係の女性が熱心に説明してくれました。松は普通二股ですが、こちらには三叉に分かれる珍しい松があり、三鈷の松と呼ばれています。三鈷は「智慧」「慈悲」「まごころ」を表し、この松の葉を持っていると3つの福が授かるのだとか。

認めたくないけどいずれもルーペちゃんに著しく欠けている要素と言わざるをえません。もちろん頂いて帰りましたとも。ありがたやありがたや。

◯臥龍廊

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山の斜面に沿って木を組み合わせて作られた階段と廊下です。龍の体の中を歩いているようなので「臥龍廊」といいます。急そうに見えますが意外と楽に登れます。実は人間工学に基づいた複雑な計算によって建てられているのかも。

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こちらのご本尊は「見返り阿弥陀」と呼ばれる、首をかしげて振り向いている珍しい阿弥陀様。遅れる者=弱き者を待つという慈悲の姿を表しているそうです。
また、今プチブームが来ているらしい長谷川等伯の障壁画もあります。見どころの多いお寺です。

無鄰菴

明治の元勲・山県有朋公の別邸。別邸でこのクォリティって、本宅はどんだけ?。

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入場料:410円

仁王門通というかなり大きな通りが庭の外を通っておりますが、庭の深い緑が喧騒を吸い込んでいるかのように静寂を保っています。南禅寺界隈別荘群はほとんどが七代目小川治兵衛による作庭ですが、その特徴は東山を借景としていることと、琵琶湖疏水の水を利用していること。

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こちらの庭も東山の景色をまるで庭の一部のように取り込んでおり、庭が果てしなく遠くまで続くような錯覚を覚えます。不思議な異空間です。
琵琶湖疏水からの流れを取り込んで滝や小川を再現し、そして流れは外へ。

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苔もお見事!美しい!メジャーな観光地ではありませんが、その分ゆっくり静かに京都らしさを感じることができるスポットです。

南禅寺

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「絶景かな」の南禅寺三門。パノラマで撮影したらなんだか石鹸のような姿に。

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永観堂も無鄰菴も南禅寺のすぐそばにあります。
南禅寺水路閣」はやはり人気で、いい角度から写真を撮るには順番待ちが必要でした。

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でもさすが絵になります。
今でこそ古びて”ええ感じ”になり周囲に溶け込んでいる水路ですが、古刹南禅寺の敷地内を堂々と通っていることに疑問を持ちませんか?

明治23年に完成したこの水路は、当初別のルートをたどるはずでした。しかし、予定地に天皇家ゆかりの土地があったため変更を余儀なくされたのです。それにしたって南禅寺は南禅寺で怒っただろうなあと思ったらやっぱりそうだったようで、こちらのサイトに当時の様子が詳しく解説されています。

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今ではむしろお寺を凌ぐ人気スポット。

次回は観光の続き&京都の手仕事のご紹介を。。。

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ペコちゃん かっぱ橋道具まつり@浅草合羽橋に行く (前編)

こんにちは。中学生の頃お小遣いで親子丼鍋を購入したペコちゃんです。
家では雪平鍋などで作っていた親子丼、調理実習で専用のお鍋で作ってみれば卵が半熟ふんわりとした美味親子丼ができあがり感動したのでした。

ペコちゃんおいしいものが好きで料理するのもけっこう好き。そして貴重なお小遣いでお鍋を買っちゃうくらい、台所道具が好きです。

●かの有名な合羽橋

そんなわけで日本一の道具街と名高い合羽橋(かっぱばし)は、以前より気になる存在でよく耳にしていました。なかなか行くタイミングがなかったのですが、「かっぱ橋道具まつり」があると聞きつけペコちゃ ん今回行って参りましたよ。

合羽橋は東京メトロ銀 座線田原町駅、もしくは日比谷線入谷駅が最寄り駅です。どちらも下車徒歩5分ほど。入谷駅からは、朝顔市の開催される言問通りをまっすぐ浅草方面に進みます。
入谷駅からドクタールーペ事務所まで徒歩10分弱なので、事務所から15分で合羽橋まで行けるのです。(入谷駅から事務所までの行き方はこちら!)

位置としては上野と浅草の間、南北にわたって800mほどの通りの両側に、料理道具、食器、厨房設備、製菓用品、陶器、漆器、包装用品、ショーケース、家具、サンプ ル、制服、業務用食材、看板などのお店が並び合羽橋道具街と呼ばれています。
もうここに来るだけで、飲食店オープンの準備ができてしまう。

合羽橋道具街の歴史は古く、1912年(大正元年)に数軒の道具商が店を構えたことが始まりといわれています。

●「かっぱ」橋の名前の由来は・・・

ちなみに「かっぱ」橋の名前の由来には2つの説があるそうで。

1つは、その昔城主の下屋敷があり、侍や足軽が内職で作った雨合羽を天気の良い日に近くの橋にズラリと干していたという、「雨合羽」説。

もう1つは、やはり「河童」説。今 から約180年前の江戸時代にこの辺りの水はけの悪さを見かねて私財を投げ出して掘割工事を始めた合羽屋喜八。
その善行に感動した隅田川の河童た ちがなかなかはかどらない工事の様子を見ていて 夜な夜な工事を手伝ったということから、といわれています。河童を見た人は運が開け、商売も繁盛したそう。

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空を仰いでお客様の商売繁盛を祈願する、合羽橋のシンボル像「かっぱ河太郎」くん。

●「かっぱ橋道具まつり」

毎年10月9日(道具の日)をはさんで開催される「かっぱ橋道具まつり」は、今年で31回目。商店街最大の謝恩イベントとして、多くの方が足をはこびます。ペコちゃんこの機会に行ってみたのです。
台風の近づいた日もありましたが、賑わっていましたよ~

見渡す限り来ている方々はペコちゃんのような一般の方から、飲食店をされているプロと見られる方までさまざまでした。外国からのお客さまたちも、多くいらっしゃいます。興味を持たれているのは、こちらが多かったですね。

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日本が誇る食品サンプル!言い過ぎではなく本物かと見違えるほどです。すごいなーー
お祭り開催中のため、店先ではバラのものが破格のお値段で売られていました。

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道具関係なんでもあります。上の写真、何のテーブルかわかりますか??

答え→→→鉄板つきテーブルです。自宅でお好み焼き、もんじゃ焼きをリアルに楽しめます。珍しいところでは他に、ピザを焼く石窯や、ポップコーンの機械もありましたよ。

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そう、これ!スーパーで見かけて気になっていたのですが、使いこなせるか疑問だったため買うにはいたらなかった栗むき機。お試しでできるよう用意されていました。いそいそ軽々剥いていくペコちゃんを横目にみていた方、お買い上げされていました。正解!

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170ものお店が並ぶだけあって、目立つように工夫された看板も多く。
なぜカブトムシか。こちらもサンプルのお店なのでした。お子様うけ抜群で、目がキラキラ。

便利グッズや多様なざるの並ぶお店、輸入キッチングッズ店などなど個性豊かなので、一軒一軒入ってみたくなっちゃ います。

大物グッズと出会ってしまうかも・・・と車で行ったペコちゃん、道具街に並ぶ60分限定のパーキングメーターが設置されている箇所(300円/60分)を何回か場所を変えてまで長居してしまいました。。

●ペコちゃん買ったものとおすすめ品

日常よく使うジップロック、こども用包丁、お餅焼き網などを購入しましたが、一押しはこちら!

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干しザルです。
野菜や果物を干すとき今まで普通のザルを使っていたのですが、ベランダに置いておくと鳥に狙われたりと少し困っていたんです。これは網のカバーがついていて便利。

最近はみかんの皮を干しています。乾いたらそのまま浴槽へ。こどもの通う園でもしているのですが(園庭で裸足で遊んだあと、足を洗う桶にいれてます。)肌もしっとり、においも 爽やかでいいですよー

●まて次号!

さてさて長時間に渡り初めての合羽橋を大満喫したペコちゃんですが、また他の日に「かっ ぱ橋道具まつり」のとあるイベントに息子と娘と一緒に参加しました。
おもしろいイベントでしたので、次回のペコちゃんの回でご紹介したいと思います?←ヒントはこれ!

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そうだ、京都行ったんだった(食べ物篇・その2)

そうだ、京都行ったんだった(食べ物篇・その1)

スマート珈琲のホットケーキとフレンチトースト

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ホットケーキセット1000円

散々迷ってホットケーキにしたら、友人が気を利かせて自分の分をフレンチトーストに変えてくれ、半分こして両方食べられました。

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フレンチトーストセット1000円

厚みのあるフレンチトーストは周囲がカリッと香ばしく、中はとろとろのプリンのようで、今まで食べたフレンチトーストの中でピカ一です。
何よりお店のピリッと引き締まった雰囲気に、運ばれてくる料理の湯気がゆらゆらする様はいかにも美しく、「ザ・京都のモーニング」といった空気感に感激しました。

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こういう喫茶店が日常生活に溶け込んでいるということが、京都の奥深さ、基礎体力の強さ、なんですねぇ。

出町ふたばの豆餅

説明の要らない有名店です。日曜の午前10時半頃行ったらこの状態でした。

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並ぶのが嫌だったらこういったところでも買えるらしいですが、この行列に並ぶのもまたひとつのアトラクションということで。

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ものすごく若く、ものすごく忙しそうな売り子さんたち

見た目からして完全につぶあんを想像していたので、中身が実は繊細なゆる目のこしあんだったことにびっくり。思ってたんとちがーう。

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豆餅1個175円

餅は持ち上げると崩れそうに柔らかく、関東の豆大福のしっかり感とは違います。甘さが極々控えめな一方、えんどう豆の塩気がびっくりするくらい効いているので、和菓子というよりお惣菜のような。
豆と餅の水分の多さゆえか、日持ちは一切考慮されていないのでおみやげには向きません。

ただ、私のように欲張って多めに買ってしまった場合は、ラップに包んで少し平べったく潰して冷凍します。食べたいときには凍ったままフライパンかオーブントースターで焼けば梅ケ枝餅のようになって美味しいです。

おがわの蕎麦

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控えめに佇む店構えからは何のお店か全く分かりません。店の前に並んでいなかったので油断していたら、店の前に停めたタクシーの中で待つ人や後から合流する人もいて、結局30分ほど待ちました。ご夫婦だけで営んでいるようで、奥様はくるくると忙しそうに立ち働いていました。

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ざる1000円

到着したお蕎麦は翡翠がかった薄緑、粗挽きで極めて細い。つゆはほとんど甘さを感じず、かといって塩気が尖ってもおらず、蕎麦の香りと歯ごたえを邪魔しない絶妙のバランス。
清々しい食後感で店を後にすると、品切れですと並んでいる人たちに頭を下げる奥様。ここでもギリギリだったようです。

店を出てから「ミシュランの☆」を取った店であることを聞き、「さすが」「やっぱり」よりも最初に思ったのは「よくこんなとこまで調査しに来たな」ということ。調査員すごい。

井傳の折り詰め

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折り詰め1500円

「帰る日の夕飯にしてね」と友人が事前に予約しておいてくれたのがこちらの折り詰め。帰る直前、友人がわざわざお店まで取りに行ってくれました。

今回思ったのが「京都の食事は甘くない」ということ。関東でお弁当というと甘辛味のついたおかずばかりで、まあそれはそれで好きですけども。お醤油のせいなのでしょうが「京都って塩味だな」と思うのでした。ボキャ貧ですみません。

野菜はそれぞれ別々の味付けがされており、見た目も傷ひとつなく美しいです。なお普通のお弁当よりもだいぶ水分が多いので、持ち帰る際は温度管理に注意が必要です。(私はこのためにクーラーバッグ持参)

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本来はビール1缶とともに新幹線に乗り込み、この絶品弁当と車窓の眺めをつまみにゆっくり旅の余韻に浸るのが正しい食べ方。が、何を間違ったかわたくし往復飛行機を選択。

阪急電車とモノレールを乗継ぎ、1時間足らずのフライトではもちろん弁当を広げる余裕はなし。結局ヘトヘトになって家にたどり着いてからいただきました。

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