Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

ペコちゃん 入谷朝顔まつりに行く

こんにちは。関東も梅雨明けとなりましたが、梅雨まっただ中運転中に突然タイヤがパンクしたペコちゃんです。
運転しながらハンドルがとられるようになり、ガタガタという音とともに道を歩く人たちからの視線を感じ、路肩に車を止め見てみれば、前輪のタ イヤがぺっしゃんこになっていました・・・。さっそく調べてみて、車に常備されている工具で車体下にあるスペアタイヤを交換しようと試みましたが(もちろんこちらで皆さんに方法をお伝えできるかなという魂胆もあり)、雨も大ぶりになり、ど素人のペコちゃんあえなく断念し、すぐ近くにあったガソリンスタンドまで超低速で移動、交換をお願いしました。

一般道、そして車の多くない時間だったことが幸いでしたが、もし高速道路であったらと思うとこわいですね。無事帰宅しさっそく確認した対処法、 滅多にないことだと思いますが皆さんもどうぞお気をつけて。

●「入谷朝顔まつりとは・・・」

さてそんな中気を取り直してペコちゃん向かったのは、入谷朝顔まつり毎年7月6~8日におこなわれるこちらのお祭り、ペコちゃんはじめてでしたが、ドクタールーペ事務所のある入谷、地元愛?がむくむく出てきたペ コちゃん興味あって伺ったのです。

はじめてとはいえ、有名なお祭りでニュースなどでも目にすることはありました。毎年恒例のこのお祭り、何と今年で67回目。入谷の朝顔が有名になったのは、明治時代からのようで。土質が朝顔造りに適していたようで、十数軒の植木屋が広大な土地で朝顔を造り始めたそうです。
そして年々変わり種を造り、珍花を咲かせて陳列させていたことが評判を呼び、遠方からも見物に訪れる人が多くなってきたことが朝顔まつりの始まりだとか。

当時満開の華麗な朝顔をみるために毎朝通りが大混雑になったそうですが、今でもその風景はかわらず、会場の言問通りには多くのお店がたち多種多様の朝顔が顔を見せ、通りゆくひとたちの目を楽しませてくれていました。

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ちなみに言問通り・・・ことといどおりと読みます。台東区浅草にある言問橋から日比谷線入谷駅を越え、鶯谷を通り東大の方まで続いている通りですが、その由来は平安時代までさかのぼるようで。
平安時代の人気歌人だった在原業平(ありわらのなりひら) が京を離れ、当時湿地帯が広がる辺境だった入谷辺りに左遷されました。はるばる隅田川の畔までやってきた時、鳥の名にたくして都の恋人を偲んだ、という伊勢物語の故事つけられたものだそうです。こちらの歌です。

名にしおはば いざ言問わん都鳥 わが思う人はありやなしやと

さてさて言問通り、鶯谷駅から向かうと右側に朝顔屋が、左側には屋台が並びます。(何と朝顔業者は120店舗、屋台は100店舗にもなるとか。)奥にはスカイツリーも見えますね。

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ペコちゃん屋台に惹かれつつもまず朝顔から・・・多くの人でにぎわっています。お店の人はおそろいのはっぴや浴衣を。お客さんも浴衣の方多かったです。

書くのも大変お恥ずかしいのですが、朝顔は一種類だと思っていたのですが・・・数多くの種類があるようです。写真にあるものはほんの一部です、珍しいものは初日に完売してしまうのだとか。

ペコちゃんも一鉢持いただいて帰りました。団十郎」、白色のストライプが入る「曜白(ようじろ)」2つずつ、計4つが1鉢にあります。団十郎は歌舞伎の二代目市川團十郎さんの衣装が海老茶色だったことから名づけられたそうです。

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言問通りに面す入谷鬼子母神内でも、多くの朝顔がありました。紫、紅色、紫、藍色、白・・・勢揃いする様は圧巻でした。

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オリジナル手ぬぐい、朝顔市名物きびだんごも鬼子母神内で購入することができます。

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そしてなんと、お店が軒並ぶ中にあるバス停は、開催中は移動されるそうです。ペコちゃんびっくりしてこの看板を見ていましたら、お店のご主人が「まつり中はしゃあねえよ。」と。よ!江戸っ子!

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●「目の保養であり、お腹も満たされる・・・」

きれいな朝顔を眺め心を潤し、今度はお腹を満たしましょうと反対側に渡るペコちゃん。たこ焼き、焼きそばと定番のある中、磯焼き、佐世保バーガー、串刺しもんじゃ(さすが下町!)、しゃかしゃか唐揚げと珍しい屋台が並びます。

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こんな魅力的なじゃがいもを食することはペコちゃんにはできず、目に着いたのは鰻の「のだや」さん。行列ができていましたが、テイクアウトのお弁当はすぐ購入できました。

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鰻とともにあるのは、しめじ?すき焼きの残り?ではありません(ごめんなさい、ペコちゃんそう思っちゃいました・・・)。鰻の肝(きも)の煮つけです。肝は一匹の鰻からひとつしかとれないので、とても貴重なのです。健康にも良いとか。ほんの少ーーし苦味がありますが、美味しい甘だれで煮詰められていて絶妙なハーモニーでした。

そうそう、のだやさんには「うな太郎三兄弟」という丼がありまして、鰻、肝焼き、う巻き(鰻の卵焼き)の三種類が贅沢にものっているのであり ます。こちらは裏メニュー。あるときだけ注文できます。

ちなみに、朝顔まつりのちらしにのだやさん広告を出していらっしゃるのですが、キャッチコピーが、「朝顔と 聞けば のだやを 思い出し」。まさしくそんな心境のペコちゃんです。

●「裏通りに入ってみれば・・・」

その後は普段なかなか通ることのない、裏通りを散策してみたりして。おまつり期間限定の、朝顔ストラップ、髪留めを発見、娘にお土産に。

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入谷の周辺は通りを一歩入れば住居が並びます。軒先に、販売用ではない朝顔たちがきれいに咲き誇っていました。お祭り関係なく、このあたりでは朝顔を大切に育てることは自然で日常のことなのですね。

今回のお祭りでは普段見ることのできない入谷の様子を知ることができ、歴史を感じたり、地元の方々とお話ができたり、とても楽しい ひと時でした。これからも事務所周辺の散策していきたいと思います。
上野になりますが、8月10日まで開催の「うえの夏まつり」や、 国立科学博物館で10月5日まで開催の「太 古の哺乳類展」(息子が、恐竜、マンモス好き)が今気になっております!

皆さまもご興味ありましたらぜひぜひ入谷界隈、そしてドクタールーペ事務所へいらっしゃってくださいね!

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