Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

パラリンピック。遅ればせながらペコちゃん自己紹介。

先ほど5歳の息子とケンカしたら、「お母さんなんてもう親友じゃないから!絶交だから!」

と言われたペコちゃんです。 

知らなかった・・・私たち親友だったんだ・・・

明日から上からの親目線ではなく、同じ目線で接してみようと思います。 

さて、3回目の登場ではたと気がつきました、自己紹介をしていないことに。 

ペコちゃん 神奈川県在住 アラフォー 3歳と5歳の2児の母 シングルマザーです。

神奈川の海の近くで生まれて、セーラー服姿(ロングスカート)でサーフボードを抱え

海風に揺れる長い髪をかきあげながらクールに海辺を歩くお姉さんをみて

憧れとともに自分もそうなるのねと思っていたら、小学2年生で内に引越し、

まったく違うことになっていました。

写真 2.jpg

でもアウトドアは好きで、野山に海にとこどもと一緒に駆けずり回っています。

今年の目標は、親子でキャンプに行くこと。 

いいなぁと思うのです。自然の中に身をまかせ、昼は散歩に川遊び、

夜は星空のもとあったかいコーヒーやらお酒やらを片手に

気の向くままおしゃべりしたりのんびりしたり。 

今はまだ小さくて常に一緒にいるこどもたちも、いずれ大きくなり自分たちの世界で忙しくなる。

そんなときでも一緒に行ったキャンプを思い出してくれて、

大人になっても時には一緒に行けたらなぁと。 屋外での食事は格別ですしね。

そんなペコちゃん、これからどうぞよろしくお願いいたします。

IMG_3897.jpg

さて、ソチでは今パラリンピックが開催されています。 

先月のオリンピックでは連日テレビ放映がされていた中、パラリンピックでは

NHKの ダイジェスト番組とニュースそしてスカパー!のみで寂しい ですね。 

(しかし開会式はNHKで生中継されました。冬季パラリンピック開会式の生中継は初めてなんだとか。)

オリンピック東京招致の最終招致説明でスピーチされた佐藤真海さん

(ロンドンパラリンピック 陸上女子走り幅跳び代表 日本記録保持者)が注目されていますが、

パラリンピック自体まだまだ視聴者に馴染みがないのかもしれません。 

メダルの数だけが注目されるべきものではありませんが、3月15日現在日本は

金メダル3、銀メダル1、銅メダル2。ソチパラリンピック参加 45か国中6位のメダル数。

16日(日本時間17日)までの開催ですが、その後のニュースででも競技を

ご覧いただく機会がありましたら、ぜひ。迫力とスピードに圧倒され ます。

さて、冬季スポーツではないですが、障がい者スポーツの花形ともいわれる車椅子バスケットボール。 

ペコちゃん学生時代にバスケ部員だったこともあり興味がありまして、

デンマークで 暮らしていたときにチームに所属させてもらっていました。 

車椅子バスケは・・・ ・バスケットボールと同じ、コートの大きさ、ゴールの高さ、

ボール、競技時間 ・5人でプレイ で、行われます。 

バスケットボールのルールと基本同じなのですが違いは・・・ 

・ダブルドリブルがないこと 

(ボールを持ったまま車椅子を3回こいだり、方向変換するとトラベリングにあたります) 

・選手ひとりひとりに持ち点がある 

(1.0~4.5とその障がいの度合いによって決められていて障がいが軽いほど高くなります。 

コート上の選手5人の合計が14点以内であること。)

ペコちゃんは持ち点5です。大会によっては持ち点5でも出場できるものをあり、 

参加させてもらっていました。 

バ イクやスノーボードの事故で脊椎(せきつい)を傷めて下半身の機能を失った人、 

交通事故で片足をなくした人、病気で足を失った人、それぞれ違った事情を持っています。

私たちの想像以上の苦難があったと思います。でも選手の皆さん、とても明るい。 

自分ととことん向き合って受け入れ、自分にあるものを探しだしたのだと思います。 

試合や練習中はタイヤが床にこすれる音が響き、焦げたゴムのにおいが漂う・・・。 

最初は手の皮もめくれてしまいます。 

とても激しいスポーツで、ぶつかり合い車椅子から落ち試合が中断することは当たり前。 

もし観戦の機会がありましたら、コート横、床にじかに座って観ることをおすすめします。 

選手と ほぼ同じ目線になるので、迫力、スピード、テクニック、臨場感にあふれます。 

そして車椅子と車椅子がぶつかり合う瞬間の衝撃が床を通して伝わってきますよ! 

前述の佐藤真海さんが話されていました。 

「日本ではまだパラリンピックをリハビリの延長とみている人もいる。 

障がいを負った人の物語ではなく、まずスポーツとして純粋にみてほしい。 

そこにはきっと驚きがある。」 

20110911.jpg