ゆるナチュ掃除のすすめ【1.総論】
こんにちは、先日小6の姪が、入学したばかりの娘にレクチャーしていた「小学生の心得」
に感銘を受けたルーペちゃんです。
その内容というのが、
・友達とはまんべんなく仲良く、でも一番の仲良しを確保すべし
・仲良しグループは4人組がベスト(授業などで2人組になることが多いから)
・年上(特に5、6年生)にかわいがられろ
・みんなで何かを決めるときはあらかじめ数人で意見をまとめてから言え(要は根回しのことですね)
これって大人になってもそのまんま使える!
聞きながら娘がキラキラした憧れのまなざしで姪を見つめていました。
さて、突然ですがみなさん、お掃除はお好きですか。
たぶん嫌い8割、好き2割、くらいかな。
その2割の方も「掃除した後の状態が好き」だから好きって言う方がほとんどかと。
掃除の行為そのものが好きな人はそんなにいないでしょう。
なるべく楽をしてきれいにしたい、そんな思いにつけこむようにTVで流れる
「あれのための洗剤」「ここをきれいにする洗剤」を次々に買い込んで、戸棚の中を
わけのわからない洗剤だらけにしていませんか。
ルーペちゃんも、数年前まではそんな「洗剤迷子」のひとりでしたが、
子供ができてからいろいろと考えるようになり、今では
掃除に必要なのは「重曹、クエン酸、石けん」の3つだけになりました。
といっても、すべての合成洗剤を許さない厳格なナチュラリスト、というわけではありませんよ。
ルーペちゃんがそうしているのは
・保管場所を取らないので管理が楽
・なるべく環境を汚さないようにしている方が気持ちが楽
・「あの洗剤が切れた!」といちいち買いに行かなくて済むので楽
・台所や洗面所など場所によって使い分ける必要がなくて楽
という「4楽」に目覚めたからです。
ちょっとサボっちゃって汚れがたまったときは、目をつぶって塩素をぶっかけてもよいことにしています。
今まで毎週使っていたのが半年に一回になるだけでもいいことだよねって思って。
そんな「ゆるナチュラル」ルーペちゃんがおすすめするナチュラル掃除法、まずは基本をおさえておきましょう。
重曹、石けん=アルカリ性
クエン酸=酸性
はいそこ、居眠りしない!(チョーク投げる)
理科で「中和」って習いましたよね。
反対の性質のものをぶつけるとお互いに打消し合って中性になるという。
つまり、
重曹はアルカリ性なので酸性の汚れを落とします。
クエン酸は酸性なので、アルカリ性の汚れを落とします。
はいここ重要、テストに出るよ!
何が言いたいかというと、
突然「明日からナチュラル掃除に変える!決めた!」といって
重曹を買い込んできて家中のものにガシャガシャ振りかけてもダメだ、ということです。
汚れの性質を見極めて「これは重曹、これはクエン酸」と使い分けないと、意味がないのです。
ルーペちゃんが今までゆるナチュ掃除を友人知人にお勧めしてきた経験から見て、
だいたいみんなここをすっとばしてしまうので「やっぱり落ちない!洗剤に戻る!」となるのです。
では次回以降、各論に移っていきます。
「ゆるナチュ掃除:重曹編」で、ユー、重曹使っちゃいなよ!