Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

大腸内視鏡検査を受けてきました

こんにちは、ペコちゃんです。健康診断を受けたシリーズ3回目(健康診断を受けてきた胃部X腺を乗り切るコツ)。健康診断のその後、詳細に状態を見られる大腸内視鏡検査を受けてきました、今回はそちらをお伝えします。

ルーペちゃんも隔年で内視鏡検査を受けていますが、大腸の場合カメラはお尻から入れます。ただでさえ不安な検査なのに、緊張が増す。。皆さんもこれから受診する機会があるかもしれません。検査はどう進んだのか、そして乗り切るコツをお伝えします!

正直に諸々のことをお伝えしたいと思っていますが、大腸という場所柄、いろいろな単語が出てきます。お食事中の方はまた後ほどご覧いただけたらと思います!

●なぜ大腸内視鏡を受けたのか

健康診断で便潜血の結果が陽性の場合、大腸の疾患が考えられます。実は検査の結果、陰性でした。なのになぜ内視鏡を受けることになったのか。そもそも今回の健康診断を受けるきっかけは大腸への不安でした。数年前から下痢と便秘の繰り返し。ストレスかしら?と深く考えていなかったのですが、正常な状態ではないなと思い始めたのです。

内視鏡の結果、8mmのポリープがひとつ発見されました。便潜血検査結果が陰性、かつ40代で内視鏡を受けたことを驚かれましたが、(かなり頑張って)受けてよかったです。

●内視鏡検査の流れは?

検査は肛門よりカメラのついた管を入れて、大腸にある疾患を調べるものです。疾患は主に、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、虚血性腸炎、大腸がん。腸の中に何かがあると、正確な検査ができません。検査の前に全部出します

持ち物は万が一のための着替え、ポカリスウェッ、普段のんでいるルイボスティーを500mlずつ、本。

①前日:消化の良いものを食べます(うどん、おかゆ、じゃがいも、バナナ、豆腐など)。夕食は19時までに済ませ、それ以降は検査まで水分以外はNG(氷砂糖、カンロ飴などつぶつぶの入っていない飴はOK)。20時頃事前に処方されていた下剤をのみます

夜中3時頃に便意をもよおし、それから約1時間ごとにトイレへ行っていました。

②当日朝:鎮静剤を使うため検査後眠気が続きます、なので運転はNG、送迎をしてもらうかタクシーを利用します。私はタイミングが合ったので、行きは病院の送迎バス、帰りはタクシーをお願いしました。

③検査の説明を受ける:小部屋に案内されて説明を受けます。メンバーは6名でした。説明から推測するに、65歳以上の方3名、50代の方2名、40代私、初めて検査を受ける初回メンバーは私を含めて2名。65歳以上は検査後一泊入院し、体調の急な変化に備えます。検査後1時間ほど横になるのですが、だるさは少し残るので、入院できるのは安心ですね。

・2時間で2Lの下剤をのむ、目安としては、250ml/15分。→下剤の味はですね、味のないスポーツドリンクといったものです。甘い塩水のような。冷やしてあるとまだのみやすいはず。

・下剤以外でも水分をとる(最低1L)。→水、お茶(種類問わず)、スポーツドリンクを勧められました。私としては水よりも、味のあるものがのみやすかったですが、水をのまれていた方が多かったです。

・たくさんトイレへ行く。出ないと思っても、座れば出る。身体や腸をどんどん動かしましょう。→体操など大げさなものではなく、歩く、お腹をマッサージするなどで充分ですよ。私は、階段を使って他の階のトイレを利用していました。

④下剤をのみ進めていくと:私は250mlのむたびにトイレへ行きたくなりました。体内に吸収されない下剤なので、身体をさーーーっと通り抜けていきます。人によって様子は異なり、普段から便秘気味の方はなかなか出ず最後には腸を洗浄してもらっていました。大体の方は2時間半後には検査のできる状態に。便の様子を看護師さんに確認してもらうのですが、OK(透明になったら)をもらった方から順番に内視鏡検査を受けます。

⑤いざ検査:検査着に着替え、ベッドに左側を下にし横になり、鎮痛、鎮静、脱水防止の点滴を受けます。2、3分たつとぼーっとしてきます、ゼリーをつけて検査開始。ポリープの有無、個数によりますが、私はポリープ1個を切除し、約30分かかりました。

腸の内部を見やすくするために、時々空気を入れます。私はそれがきつかった・・・ ルーペちゃんが胃の内視鏡検査記事で教えてくれた「背中を丸めると楽」ということ。経口ではないのですが、同じように丸めたら楽になりました。ついこわばってしまう身体がほぐれたような。

画面で腸内を見ながら検査を受けることができます。腸の様子に神経を集中させたり、深ーく息を吸って吐いてと深呼吸を意識していると、痛みをのがせましたよ

⑥検査終了:鎮静剤の効果を消す注射をしたら、点滴をつけたまま処置室へ移動。ベッドに横になり、1時間ほど休みます。最後に血圧を計測し終了です。

●検査後気をつけること

お腹がはった状態が続くので、ガス(onara)を出すと段々楽になります。教えていただいたのが、横になり、右→下→左→上と順番に向きを変え、2分間で1回転のペースで動くとガスが抜けやすい。この方法で楽になりました。

数日間は運動、入浴(シャワーOK)NG、食事は水分をとって不快感がなくなったらOKでした。私は、1時間横になったら大分身体楽になりましたが、ややぽーーっとする感じ。やはりタクシーを利用して安心でした。

●その後

切除したポリープについては半月後に検査結果が出ました。腺種性ポリープで、2年後に再度内視鏡検査を受けて様子を見ます。

腸をきれいにする前処置や、腸に空気が入ることがきつかったですが、一緒に検査を受けた方々とお互い励まし合って水分をとったり。厳しい大腸内視鏡検査を乗り切るという同じ目標を持ち仲間のよう、支え合いました。一人だったらきつかっただろうな・・・ お話ししたり、トイレに行っていたら時間はあっという間に過ぎていき、持参した本は1回も開きませんでしたよ。

私は普段の体調を見て、内視鏡検査を受けました。検査はもちろん重要で必要なものですが、日常の自分の身体を知っているのは自分。時には身体の声を聞くことも大切だと感じた今回の検査でした。

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ダウン症のある娘小学2年生、個別支援級に進学し今の状況そして思うこと

こんにちは、ペコちゃんです。一昨年の12月にダウン症のある娘が来春小学校に入学するという記事を書きました(こちら)。早いもので娘は小学2年生になりました。

就学先が、3つ(特別支援学校、学区の小学校の一般学級か個別支援級)ある中、特別支援教育総合センターの判断がありましたが、保育園の先生方に相談をし娘のことを考え学区の小学校にある個別支援級(支援級とします)に入学しました。

私たちの住む横浜市では、支援級を希望する場合12月末までに小学校へ連絡するようになっています。来年そして再来年入学予定の方々に支援級について尋ねられることが多くなってきたので、こちらでもお伝えしたいと思います。

●就学までの流れ

横浜市ではこのようになっています。入学前年(年長年)の月です。

5月:地域の療育センターにて就学説明会(知的な遅れの有無や、行動面に心配がある場合などに分かれ、対象ごとに数日開催)。11月にかけて数回就学準備講座が開催されます。

6月:特別支援教育総合センター(特総センター)にて就学説明会(内容は療育センターのものと同じ)

6~11月:特総センターへ就学相談の予約を申し込む(郵送)→就学相談日の連絡→就学相談日に相談員の方と面談、グループ内での行動観察。
就学希望先の校長先生へ連絡をし、面談。

10~11月:小学校での就学時健康診断

12月:支援級希望の場合、12月末までに小学校へ連絡。

2月:通常級希望の場合通常級見学→小学校へ連絡。
支援級、授業体験。

3月:支援級担任の先生と面談。

4月:入学。

●個別支援級ってどんな感じ?

地域そして学校によって違いがあります。同じ市内の学校でも、対応が違うこともあります。進路を決める前に授業の見学や先生にお話しを伺うことをおすすめします。できれば、在籍中の保護者の方にもお話し聞けるとリアルな様子が分かり安心です。

私は友人やご近所のお子さんが在籍していたので、詳しくお話しを聞くことができました。学校を開く週間などがあり、授業の様子を見ることができますよ。

我が小学校の支援級は、こんな感じです。

・在籍児童は16人。2クラスに分かれていて、それぞれ10名(担任2名)と6人(担任1名)。国語や算数など個別学習の際には数名の補助の先生が来てくれます。車椅子を使う児童には常に加配の先生がお一人。

・在籍は支援級ですが、通常級を交流級とし、席があります。運動会など行事はすべて一緒です。

・児童一人ひとりに合わせて、交流級での過ごし方があります(基本交流級で過ごす、算数・国語以外は交流級、朝の会のみ交流級に参加するなど)

・基本保護者が補助や付添をすることはありませんが、運動会では近くに座りトイレや出番時に補助をする場合がある。他の行事では、移動がむずかしい場合付き添うこともある。

・登下校は入学後しばらくは保護者同伴、様子を見て担任と相談の上一人登下校します。

・夏休み前に翌年度進級学年の教科書を選ぶ(通常級のもの、発達に合わせたものなど)。

●娘の様子は・・・

学校生活をとても楽しんでいます。入学前に担任の先生と算数と国語以外は交流級で過ごすようにしてみましょうと話していたのですが、娘が落ち着かなかったので基本支援級で過ごし、行事(ハロウィンパーティや町探検、音楽発表会、縦割りクラスでの交流授業など)や朝の会、週一回の給食を交流級で過ごしています。

放課後や週末公園に行き同じ学校の支援級ではない子たちに会うと、名前を呼んで声掛けてくれて一緒にサッカーしたり、遊んだり。嬉しい姿です。

算数や国語の個別学習は、補助の先生がひとり付き見てくださっていますが、楽しみに張り切って授業を受けています。宿題、音読も毎日あります。

中休みや昼休み、天気がいいと校庭に出て、ボール遊びやフリスビーをしています。

●個別支援級に通って思うこと

入学前は、交流を多くと希望していましたが、娘はみんなはできて自分にできないことがあることを気にしているので、少人数の中自分のペースで過ごせることが娘にとっていい環境だと分かりました。そう思うまで半年くらいかかりましたが・・・

先生方はひとりひとりの様子を見て、良い環境を考えてくれています。年に2回個別面談そして1回家庭訪問がありますが、いつも長い時間になります。こんなに娘のことを想って将来のことも考えて日々接してくれるとは入学前には思わなかったので、びっくりしているのが正直な所なのですが、ありがたいです本当に。

私ができることは少ないのですが、気をつけていることは娘の様子を都度担任の先生、交流級の先生に伝えていることです。学校であったこと、思ったこと、うれしかったことを娘が話してくれることを毎日の連絡ノートに記します。先生も娘の気持ちを知ることができ、娘への理解を深めてくれるようになりました。

不安でしかたなかった2年前、たくさんの人たちに支えられて毎日を過ごせています。

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怒涛の金曜日!東海道新幹線が止まったアノ日に巻き込まれた!

こんにちは、先日珍しくブランドのファミリーセールに行ったら、結局何も欲しいものがなくて手ぶらで会場を出たルーペちゃんです。
しかも1つのフロアに5つもブランドが集まって、はしごできるようになっていたんですよ。
5つ全部回ったのに、買いたいものがひとつもなかったとは、主催側の問題ではなく、ルーペちゃん個人に問題があるとしか思えません。

●波乱の幕開け

今回はルーペちゃん母娘の浜松旅行の模様をお伝えしようと思うのですが、旅行が始まる前に起こった大変なことからお話します。
書く前から予感がします。
浜松に着く前に、「次回に続く」となるであろうことを!

※あまりにバタバタしすぎて、一枚も写真を撮れていないので、使っているのは全部フリー素材からいただいた写真です。当日の様子とは関係ありません。

●東海道線が止まった日


一泊二日の浜松旅行のため、金曜日の夜19時頃出発する新幹線のチケットを取っていました。
かなり早めに東京駅に行き、以前ご紹介した「駅弁屋・祭」さんでゆっくり駅弁を選び、(「東京駅で駅弁を食べられるのはどこだ?!」)改札に向かうとなんだか雰囲気がおかしいのです。
人があふれ、なんだか皆さんぐったりしています。
嫌な予感がしたところにアナウンスが。
「人身事故で東海道新幹線は運転を見合わせています」
ひぃぃぃぃ。。よりによってなぜ今日この時間。。。
その日大きく報道されたので、みなさんも記憶に新しいことと思います。
金曜の帰宅時間だったため、より影響が大きかったのですよね。

しかし日本人て礼儀正しいですね。
こんな非常時にもかかわらずみなさん冷静に待機して、駅員さんに食って掛かる人も大声でわめく人もいません。
淡々と新幹線が動くのをおとなーしく待っています。

●ぷらっとこだま


私達は今回は「ぷらっとこだま」というチケットを取っていたのでかなりめんどくさいことになりました。
「ぷらっとこだま」は浜松までだと通常のチケットより2000円くらい安く行けるので大変お得なのですが、乗車券ではなく「JR東海ツアーズ」の旅行商品、つまり”ツアー”という扱いなので、JRの窓口で変更や払い戻しができないのです。

この場合どうしたらよいかというと。
・乗る予定の新幹線の運休が決まった場合
・予定の時間の2時間以上遅れることが決まった場合
に払い戻しができるので、21時まで駅で待つ必要があるのです。
この時点であと3時間以上あるんですけど!マジすか!

人であふれる駅構内は床も階段も、ちょっとの隙間があればすべて人が座り込んでいるので、改札の外に出て、サウスタワーの1Fにあるディーンアンドデルーカでお茶をしながら待つことにしました。
駅構内は飲食店やベンチは当然、床までも満席(?)でしたが、改札を出てすぐのこちらのカフェはかなり余裕があり、席に落ち着くとほっとしました。

「改札を出る・出ない」というのがひとつ重要な意味がありまして、
仮に予約の新幹線が運休になって家に戻らなければならない場合、そこまでの往復の在来線の切符代もチャラになるというのです。
だから、予約した新幹線がどうなるかを見極めてからでなければ改札からも出られない、という人が多かったのかもしれません。
ですが、私達は前述のとおり「ツアー」扱いですし、その取扱をしてくれるかどうか分からなかったので、そのために我慢するよりは快適さを買おう、と外に出たのでした。

●家に帰りたくない


ディーンアンドデルーカではひたすらツイッターをチェック
こういう非常時は本当にツイッターの便利さを実感します。
続々と同じ境遇の人たちが情報を上げてくれるので、駅構内にいなくても情報が受け取れます。
逆にこういうときは公式サイトは全く役にたちませんね〜。

まだ動く様子もなく、何度も後ろ倒しになる復旧見込み時刻・・・
20時半頃になってようやく「動き始めました!」というツイートが流れてきて、改札内に戻りました。
しかし時刻表にあるのは何時間も前の新幹線。
この様子から、私たちの新幹線は2時間以上遅延するか運休になるだろうと判断し、この日に浜松に移動することはあきらめました。

しかし今から家に帰ってもまた翌朝出かけて日帰りかぁ。。。
家に帰ってしまうともう遠出したくなくなるんじゃないかな。。。
そんな気がしたので、できれば都内か近くでお泊りしたくなりました。
(帰宅しても東京駅から30分くらいなんですけどね!)

コテコテに疲れていたのでできれば広いお風呂に浸かりたい、と
思い出したのが、新浦安の大江戸温泉
東京駅の混雑する構内で立ったままネット予約を完了させ、来たときと同じ京葉線に乗って新浦安まで戻りました。
大江戸温泉の宿泊は朝食付きで一人5000円ほどと格安、(お部屋はさすがに合宿所レベルでしたけど)ようやく部屋に落ち着いて駅弁を食べることができました。
これまでの人生で一番美味しい駅弁でした。
そして思う存分広いお風呂に浸かって疲れを癒やし、布団に入って5秒で即寝。
いろいろあった金曜日がやっと終わったのでした。

●ちなみに払い戻しは

予定の新幹線は運休になっていたので、結果としては全額払い戻しできました。
が、JTBで購入したため、JR東海ツアーズの窓口では払い戻しできず、購入したJTBまでわざわざ払い戻しに行く必要がありました。

この「ぷらっとこだま」には指定のキオスクで交換できる飲物券がついていまして、某駅の駅員さんは払い戻し予定の行きの切符に付いている飲物券を見て、「この飲物券、使っちゃっていいんですよ」とおっしゃいました。
が、何かあったら怖いので使わずにJTBに持っていき、「・・・って言われたんですけど」と聞いてみるとやはり「使わないで正解です。使っていたら払い戻しがものすごく難しくなるところでした」だそうです。
駅員さんすら把握していない使用方法、「ぷらっとこだま」難しすぎ!

はい、肝心の浜松は次回です。

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プリン好き・夢の食べ比べ プリンレビュー

こんにちは、ルーペちゃんです。
去年「こんなイベントがありますよー」とだけちょこっとご紹介した、
京葉食品コンビナートのフードバーゲンフェア」に先日行ってまいりました。
開始直後は混雑するらしいので、1時間経った11時頃に行ってみたらもうあらかた食い荒らされた後(涙)。
人気の洋菓子やマグロは完売でしたが、それでもお得な商品がいろいろあってなんだかんだでこれだけ買い込んできました。

全部で3000円ピッタリ。
三越伊勢丹で売っている鮭の粕漬けが5枚で500円、安っ!

●プリン好きなら一度はやりたい食べ比べ

私の「プリン好き」はこのブログで何度か言及しておりますとおり。
デザートがいくつかある中から選べる場合、あれば必ずプリンを選ぶ。
コンビニに寄ればプリンを買わずには出られない。
ケーキよりはプリンが好き。

そんな私のもとに、こんな夢のような物品が届きました。

・・・あ、すいません、しばらく気絶してました。
家族がとあるイベントに出席した際、主催者の方からいただいたそう。
ありがとう、なんていい人!
どれもプリン好きには有名な、名のあるプリンばかり。
それぞれお取り寄せで頼んだら手間もお金もたくさんかかるのに、
「さあどうぞやってください」と言わんばかりの食べ比べセット。
ありがたく(全部)頂戴しましたので、報告させていただきマッス。(・д・)ノ オス

●「なまらうめぇ!焼とろっプリン 黄金カスタード」


製造元:株式会社 青山創房
受賞歴:2008年プリン博覧会「プリンの殿堂」入り
FOODEX JAPAN2018「ご当地フードグランプリ・スイーツ部門」金賞、ご当地審査賞

製粉で有名な江別市にある洋菓子屋さん。
こちらの特徴は生クリームを使っていないこと。
江別産まちむら牛乳と、ゴールデンミルクと呼ばれる十勝産ジャージー牛乳をブレンドし、平飼い養鶏で有名な由仁町産の有精卵と道東のてん菜糖で仕上げたという、素材にこだわっているプリンです。

テクスチャはやわっとした卵豆腐のようです。
牛乳だけだからでしょうか、ツルッスルッとした食感。
甘さは十分ありますが、てんさい糖のせいかスッキリとした、後に残らない甘さです。
我が家の砂糖も全ててんさい糖を使っているのですが、この嫌味のないスッキリした甘さはてんさい糖の特徴ですね。
脂肪分が少ないせいか、全体の印象としてはさっぱりしています。
牛乳と卵の風味が強く、素直にそれらの美味しさが伝わるプリンです。

●「ふらの牛乳プリン」


製造元:ふらのデリス
受賞歴:日経新聞お取り寄せプリンランキング2006 1位
日経新聞一度は食べたい取り寄せプリン 2010 2位
ナムコデザートオブザイヤー2005プリン部門1位

いわずとしれた瓶プリンのパイオニア、ふらのデリスさん。
私が初めて食べたのは15年くらい前でしょうか。
当時はまだプレミアムプリンも瓶プリンも珍しく、強い印象を受けたのを覚えています。
原材料は牛乳、卵、砂糖、バニラビーンズ、以上!という潔さ。
ノンホモ牛乳であるふらの牛乳を使っているので、プリンには脂肪の層ができあがります。
上の方が脂肪の多い部分、下に掘り下げていくほどさっぱりしたプリンになります。

表面は脂肪で固まっていますが、中はほぼとろとろのジェル状。
底が深いので普通のスプーンではすくうのが大変です。
一番下にはバニラビーンズがたっぷり沈んでいます。
卵感が強いプリンです。

●「お昼ねプリン」


製造元:エチュード洋菓子店
受賞歴:ナムコナンジャタウン「プリンの殿堂」2006年人気投票第1位

旭川市にあるお菓子屋さんのプリンです。
懐かしさも感じる、愛嬌あるひよこのマークが印象的。
原材料は牛乳・砂糖・生クリーム・鶏卵・カラメル・バニラフレーバー 。

この4つのなかでは一番しっかりみっちりした質感です。
このようにすくっても角が崩れません。
なんだかクリームチーズ感があるなぁと思ったのですが、入っていませんね。
それだけ乳脂肪分が多いんでしょう。
ドスンと存在感のあるプリンに合わせて、カラメルの存在感は控えめです。
私の「固いプリン好き」は”卵が多くて固い”方のジャンルなので、”脂肪分が多くて固い”ジャンルとはまた違うんですが、でも訴求力はあります。
実はこの4つの中で1位をつけるとしたらこちらです。

●「蔵王プリン」


製造元:ラシェールアンジュ
受賞歴:プリン博覧会2006 全国第2位 プリン殿堂入り

こちらだけ北海道以外(宮城県)のお菓子屋さん。
それだけプリン界において北海道勢が強力ってことです。
蔵王産の牛乳、卵、クリームチーズを使用していることのほか、特徴といえば通販をしていないこと。
ときどき物産展などに出店しているようですが、レア度は高いです。

そしてもう一つの特徴、この商品だけ上に生クリームが乗っています。
個人的にはコンビニの生クリームプリンが大好きなので、生クリームは大歓迎。
甘さはふわっと軽くて、ほとんど甘さを感じないくらいの控えめさ。
甘さを足す目的ではなく生クリームの濃厚さを足したかったのでしょう。

プリンのテクスチャはとろ〜り。
本体も甘さはごく控えめ。
プリンというか、濃厚なクリームを食べているような感じです。
カラメルはやや苦目でサラサラしています。

●まとめ


なかなか一度にこれだけ揃えることは難しいので、たいそう幸せな食べ比べでした。
通販だとだいたい◯個で◯◯円という価格設定で、1個の正確なお値段が出しづらいのですが、どれも1個300円前後と思って間違いないです。
ただ6個注文して2,000円、送料入れて3,000円強、と考えるとお取り寄せもそうそう頻繁にはできないですよね。
今度お気に入りのプリンをふるさと納税で探してみようと思います。
ちなみに「ビーカープリン」で有名な「葉山マーロウ」のカスタードプリンは1万円の寄付で4個セットがもらえるそうです。
えっ。。。奥さん。。。

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根岸通信【21】「満寿多」改め「cafe&kitchen ayacoya」

こんにちは、ルーペちゃんです。
入谷駅から事務所までの通勤路途中に、とてもとても歴史を重ねてきた木造アパートがあり、そこを眺めるのがひそかな楽しみだったのですが、とうとう取り壊しが決まってしまいました。

木のベランダ、というか欄干?を下から支える柱が頼りなくてもうたまらない。
夏の夕暮れにステテコ姿のお父さんがうちわを片手に身を乗り出して、通りがかった近所の人と世間話に興じている様子が目に浮かびます。
側にあるはずの蚊取り線香の香りまで漂ってくるようです。

昭和は遠くなりにけり。。。

●リニューアル後の満寿多さんに行ってきた

比較的古い建物が残っているはずのこの辺りでも、徐々に消えていくものも増えています。
しかし、新しい世代が受け継いで生気を吹き込み、現役で活躍している建物もあります。
たとえば、我々の中でかつてないリピート率を誇る、ご近所の古民家カフェ、満寿多さん
9月から「cafe&kitchen ayacoya」としてリニューアルオープンするそうだとこのブログでもお伝えしました。
リニューアル後どう変わったのか、早速お邪魔してきました。
事務所からてくてく徒歩1分、交通至便。


やはりこの辺りは猫が似合います。
よく慣れている猫が多く、写真撮影にも気軽に応じてくれます。


外観でまず目についたのは、新しい看板がついたこと。
店内にある、この印象的な飾り窓のモチーフをシンボルマークに採用したんですね。

●満寿多のデカ盛りは健在

私達の中で合言葉にしていたのが「満寿多さんのランチは気を抜くな!」。
というのも女性が切り盛りするお店には珍しく、盛りが大きいのです。

よくお願いする「バインミーのランチプレート」は、決して小さくない焼き立ての手作りパン(めちゃくちゃうまい!)のバインミーサンドに、小盛りのカレーやハヤシライス、ミートソースが選べ、サラダにスープがつくという、かなりのガッツリメニュー。

リニューアル後も健在です。

新しい看板メニューは”ayacoyaプレート”という玄米ごはんのプレート。
この日は目玉焼きのっけハンバーグでした。

山盛りサラダと、豚汁、ザーサイ冷奴がついて900円。
・・・ゲフッ、やっぱり満腹だ。

量も多いけれど、何より食材の豊富さが嬉しい。
サラダの他に、ほうれん草ソテーやポテトサラダ、ぬか漬けまでついてます。

たぶん私くらいの基礎代謝量だったら、これ1食で1日分の栄養が十分摂れると思います。
また、一人暮らしで栄養に偏りがある自覚のある人はぜひ毎日通ってほしい。

社長はだいたいいつもカレーかハヤシです。
カフェのプレートを喜ぶのは女性が多いですもんね。。。
この日はオムハヤシを食べてました。

社長がこういうササッと食べられるメニューだと、我々が食べ終わるまでかなりタイムラグがあるので困るんですよね〜。
バインミーランチのペコちゃんなど、パンを食べるのに時間がかかるので大変でした。

●どなたにもおすすめできます

お客さんは常連さんが多いようですが、とてもフレンドリーな接客なので初めての方がいてもわからないです。
オーナーさんのご両親もお店に出ていらっしゃるので、若者からシニアまで全世代が守備範囲。
どなたでも安心して訪れることができます。
話上手なお父さんの「この辺の昔話」は一聴の価値ありです。

この日はスコーンをお土産に買って帰り、翌朝食べました。
こちらは料理だけでなく、焼き菓子も非常にレベルが高いです。
以前「私の理想のプリン」と言い切ったこちらのプリン、また食べたいのですがタイミングが悪くてあまり巡り会わなくて寂しい。。

ほんとにここは何から何まで美味しいので、自信を持って人におすすめできます。
ワタシ的にはぜひ「外国人のお友達が来日したとき」に連れて行きたいと思うのですが、残念ながら外国人のお友達がいないので、みなさんはやってみてください。
日本の都会に残る古民家での美味しい食事(しかもリーズナブル)、喜ばれること間違いなしです。

Cafe&kitchen ayacoya
東京都 台東区根岸4-1-18
月〜金 11:30-14:00, 14:00-16:00, 17:30-21:00
土(隔週)11:30-14:00, 14:00-17:00