Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2017が始まります!!

こんにちは、夏休みが無事に終わりほっと一息のペコちゃんです。
思いがけず夏のビッグイベントになったことは、息子のラジオ出演ですかね。
NHKラジオで毎年放送されている「夏休み子ども科学電話相談」という、昆虫、動物、天体、宇宙、科学、深海や水中の生物、恐竜、鳥などその道のプロフェッショナルな先生方が子どもたち(就学前~中学生)の疑問に答えてくれるという名番組。
毎年恒例の夏休みの楽しみです。
何度か息子に質問してみることをすすめたのですがシャイなペコ太郎、首を振り続けたのでした。
今年は「オレ応募してみようかな・・・」ということで、長年の天体に関する疑問を送り、ラッキーなことに採用されたのでした!

ド緊張のペコ太郎に対し、フルネームで優しく名前を呼んでくださり、分かりやすいように、天体への興味を益々広げてくださるお答えには、傍らで聴いている(自宅にて電話を使っての出演でした)ペコちゃんからだが震えるほど感動しました。
明日が最終回になりますが、こちらのページでは放送の一部を聴くことができます。

宇宙ができる前の世界には何があったのですか?(7/28天文)、ジンベイザメはなぜプランクトンしか食べないの?(7/27水中の生物)など、素直な質問、そして先生方の優しくおもしろ回答、先生と質問者のやりとりがクセになりますよ~
しかし、ひとつの道を究めることはかっこいいですね。
どの先生方も、自分の専門分野のことが大好きというお気持ちがラジオを通してひしひしと伝わってきます。

●三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2017が始まります!!

前置きが長くなりましたが、ラジオ以上にこちらの大会開催にペコちゃん興奮しております。
車いすバスケの国際大会三菱電機 WORLD CHALLENGE CUPです。

2020年に向けての日本代表強化プロジェクトのひとつであり、迫力あるプレーを実際に観ていただいて車いすバスケットボールの魅力を多くの方に知ってもらうことを目的をした今大会。
3年連続開催の予定で、今年は第一回目です。
参加は日本を含め四カ国、2014年の世界選手権にて金メダルのオーストラリア、昨年開催のリオデジャネイロパラリンピックにて銅メダルのイギリス、今年のヨーロッパ選手権チャンピオンのトルコ
まさに世界トップクラスの強豪揃い・・・

リオパラリンピックでは9位だった日本。
新しく24名の強化指定選手が選ばれ、身体の小さな日本が世界で勝つために、早さを生かしたバスケットボールを追求しています。
オーストラリア、イギリス、トルコと日本より格上のチーム(リオパラリンピック予選ではトルコとオーストラリアと同組で敗退しています)と対戦することで、今の日本が目指しているバスケットボールが強豪チームにどれほど通用するのか・・・

東京2020パラリンピックではメダルを“目指す”のではなくメダルを“獲る”ことを目標としている日本
来年の世界選手権への出場をかけたアジア・オセアニアゾーン予選会(10月に北京で開催)も控えた今の時期士気高まる日本の熱い挑戦が観られます!!

●大会概要

・三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2017
・日時:8月31(木)~9月2日(土)
・会場:東京体育館(千駄ヶ谷駅・国立競技場前駅 各徒歩1分)
・参加国:オーストラリア、イギリス、トルコ、日本
・試合日程はこちらから  日本戦→8/31(木)19:30~21:00vsオーストラリア/9/1(金)  12:05~13:35vs トルコ、19:35~21:05vsイギリス/9/2(土) 14:10~15:00    順位決定戦

・入場無料(アリーナ席有料:日程により800円~1500円)
※車椅子の観客も同じ料金ですが、介助者は1人に限り無料で入場できます。

・TV放送:9月1日(金) 日本戦予選全試合はCS日テレジータス/9月2日(土)14:00~BS日テレで独占生中継!

●車いすバスケの魅力

以前自己紹介でも書いたのですが、ペコちゃん以前車椅子バスケチームに入りプレイをしていたことがあります。
(大会のボランティアをさせていただいたこともあります。今大会では、何と153名もの方がボランティアに応募されたそうです)
そんなペコちゃんの思う車いすバスケの魅力は、やはり車いす同士がぶつかり合う激しさ、スピード感
車いすを手で操りながら、ボールも操る。もうマジックのようです。
有料ではありますが、是非ともアリーナ席で選手たちの動きを間近で観ていただきたい!!

そして車いすバスケットボールには障害に応じて、選手それぞれの持ち点があります。
1番重いのは1.0で、0.5点刻みであがっていき、1番軽いのは4.5。
2点台以下の選手をロー・ポインター、3点台以上をハイ・ポインターと呼んでいます。

例えば1.0の選手は、腹筋、背筋といった体幹が効かず、座ったまま身体のバランスをとることがむずかしい。
4.0以上の選手は体幹が効いて、両手をあげて車いすを傾けてバランスをとることも可能です

(使用する車いすも違い、座面はロー・ポインターは低く、ハイ・ポインターは高い。背もたれはハイ・ポインターは低く、ロー・ポインターは高い)

そして、車いすバスケにはコートに立つ選手5人の持ち点の合計は14点以内という重要なルールがあります。
つまり、障害の軽い選手だけでチームを作ることは不可能です。
様々な動きのできるハイ・ポインターではなく、試合を決めるのはロー・ポインターの働きが大きい。
派手なハイポインターのプレイの影には、障がいの重いローポインターが巧みに車いすを動かして相手をディフェンスをしている姿があります。
激しいぶつかり合いやスピード感とともに、そちらにも注目していただくととじわじわと車いすバスケのおもしろさを感じていただけるかと。

●情報はこちらでも!

日本車いすバスケットボール連盟はFacebookのページを持っており、今大会のイベント報告や動画、各国選手の紹介も多くされています
選手の皆さんや車いすバスケを身近に感じられます。
本日開会です、大会中ペコちゃんも観戦に行きます!!楽しみ!!

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