布フェチさん集まれ!一度つけたらはずせない、布マスクの作り方
こんにちは、1週間のご無沙汰、ルーペちゃんです。
この1週間、天中殺か(古いな。。。知ってますか?)と思うような
健康上のトラブルが続いてしまったので、
おそらくルーペちゃんの寿命は確実に2,3日は短くなってしまったことでしょう。
いやおおげさじゃなくて、この歳になると、ちょっとどっかぶつけたとか
ちょっと頭痛いとかちょっとドキドキしたとか、その程度のことが
リアルに寿命に直結しますからね。
若い人たちは道を歩くときも40歳以上の人には決してぶつからないように
細心の注意をはらってくださいね。
「寿命が縮まった!」ってイチャモンつけられますよ。
そりゃ私だけか。
さて話がそれましたが、先日娘がマイコプラズマ肺炎にかかり、
久しぶりに内科を受診したので、感染防止のためにマスクをつけていきました。
よくある不織布製のワイヤー入りのあれです。
そうしたらもう、苦しくて苦しくて大変でした。
その日は30度近い気温の上に、病院の中はエアコンも効かずに
もわーんとした空気で、しかも長袖を着て行ってしまったという。
ただでさえ暑いところに鼻と口をマスクで覆っているため熱死寸前。
不織布マスクの内側は汗でびっしょり濡れてしまいました。
「ああもう不織布気持ち悪い( ´Д`;) ハァハァ…
何かもっと吸湿性に優れてさらっとして耐久性もあって経済的で
健康にいいものないかな・・・・・ぬのーーーー!!!」
というわけで、ナプキンを布で作る女がマスクを布で作らずに
おれようか、いやおるまい!
布で作ろうシリーズ第二弾、布マスクの作り方をご紹介しまっす。
今回は春夏ものというわけで、素材は私の大好きなリネンです。
秋冬ものの場合はガーゼがよろしいかと。
袋状にするので、同じ大きさの布を二枚用意します。
標準的な成人女子用の大きさで、縦11センチ、横17センチ
にプラス縫いしろ1センチで裁断しています。
表を内側にして長い方の辺を上下に縫います。
筒状になるので、表にひっくり返します。
短い方の辺の端をジグザグまたはロックミシンで縫います。
(端が分厚くなると付けづらいので、これが最適です。)
ミシンがない場合はかがり縫いで。
付けたとき鼻のあたりにひだが来るように、プリーツを寄せて
端から1センチのところを縫います。
縫目を折り線にして山折りにし、ゴムを通す筒になるように
端から7~8ミリのところを縫います。
裏はこんな感じ。
端の筒にゴムを通してはいできあがり!
構造としては筒の端を縫ってゴムを通すだけという簡単なものです。
ううう、快適だー!
気持よすぎて外せないくらい快適です。
やっぱり布最強~(∩´∀`)∩
春夏ものと思っていましたが、秋冬でも全然いけそう。
感染予防や花粉防御という点では不織布に劣るかもしれませんが、
たとえば就寝時の喉の保湿や、給食当番、ちょっとしたお出かけ時の
風邪予防なんてときにピッタリです。
勢いがついたので子供用も作ってみました。
概ね好評ですが、ゴムを布テープにしてみたところ(写真右上)
使いづらいと大不評。カスタマイズはほどほどに。
これをつけた娘と何度か外出しましたが、「あれ見てかわいい!」
とか「どこで買いましたか」なんて何度か言われましたよ。
ミシンがなくても作れるので、余り布でぜひお試しください。
その他のポイント
・布選びは慎重に。布が地味すぎると「昭和」「生活苦」「病弱」
という雰囲気を醸し出してしまいますし、ポップすぎても浮きます。
あくまでも「顔につける布」ということをお忘れなく。
・ゴムは細い丸ひもゴムか、帽子用のゴムがよいです。どちらも
100均で手に入ります。