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ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

ダウン症のある娘小学2年生、個別支援級に進学し今の状況そして思うこと

こんにちは、ペコちゃんです。一昨年の12月にダウン症のある娘が来春小学校に入学するという記事を書きました(こちら)。早いもので娘は小学2年生になりました。

就学先が、3つ(特別支援学校、学区の小学校の一般学級か個別支援級)ある中、特別支援教育総合センターの判断がありましたが、保育園の先生方に相談をし娘のことを考え学区の小学校にある個別支援級(支援級とします)に入学しました。

私たちの住む横浜市では、支援級を希望する場合12月末までに小学校へ連絡するようになっています。来年そして再来年入学予定の方々に支援級について尋ねられることが多くなってきたので、こちらでもお伝えしたいと思います。

●就学までの流れ

横浜市ではこのようになっています。入学前年(年長年)の月です。

5月:地域の療育センターにて就学説明会(知的な遅れの有無や、行動面に心配がある場合などに分かれ、対象ごとに数日開催)。11月にかけて数回就学準備講座が開催されます。

6月:特別支援教育総合センター(特総センター)にて就学説明会(内容は療育センターのものと同じ)

6~11月:特総センターへ就学相談の予約を申し込む(郵送)→就学相談日の連絡→就学相談日に相談員の方と面談、グループ内での行動観察。
就学希望先の校長先生へ連絡をし、面談。

10~11月:小学校での就学時健康診断

12月:支援級希望の場合、12月末までに小学校へ連絡。

2月:通常級希望の場合通常級見学→小学校へ連絡。
支援級、授業体験。

3月:支援級担任の先生と面談。

4月:入学。

●個別支援級ってどんな感じ?

地域そして学校によって違いがあります。同じ市内の学校でも、対応が違うこともあります。進路を決める前に授業の見学や先生にお話しを伺うことをおすすめします。できれば、在籍中の保護者の方にもお話し聞けるとリアルな様子が分かり安心です。

私は友人やご近所のお子さんが在籍していたので、詳しくお話しを聞くことができました。学校を開く週間などがあり、授業の様子を見ることができますよ。

我が小学校の支援級は、こんな感じです。

・在籍児童は16人。2クラスに分かれていて、それぞれ10名(担任2名)と6人(担任1名)。国語や算数など個別学習の際には数名の補助の先生が来てくれます。車椅子を使う児童には常に加配の先生がお一人。

・在籍は支援級ですが、通常級を交流級とし、席があります。運動会など行事はすべて一緒です。

・児童一人ひとりに合わせて、交流級での過ごし方があります(基本交流級で過ごす、算数・国語以外は交流級、朝の会のみ交流級に参加するなど)

・基本保護者が補助や付添をすることはありませんが、運動会では近くに座りトイレや出番時に補助をする場合がある。他の行事では、移動がむずかしい場合付き添うこともある。

・登下校は入学後しばらくは保護者同伴、様子を見て担任と相談の上一人登下校します。

・夏休み前に翌年度進級学年の教科書を選ぶ(通常級のもの、発達に合わせたものなど)。

●娘の様子は・・・

学校生活をとても楽しんでいます。入学前に担任の先生と算数と国語以外は交流級で過ごすようにしてみましょうと話していたのですが、娘が落ち着かなかったので基本支援級で過ごし、行事(ハロウィンパーティや町探検、音楽発表会、縦割りクラスでの交流授業など)や朝の会、週一回の給食を交流級で過ごしています。

放課後や週末公園に行き同じ学校の支援級ではない子たちに会うと、名前を呼んで声掛けてくれて一緒にサッカーしたり、遊んだり。嬉しい姿です。

算数や国語の個別学習は、補助の先生がひとり付き見てくださっていますが、楽しみに張り切って授業を受けています。宿題、音読も毎日あります。

中休みや昼休み、天気がいいと校庭に出て、ボール遊びやフリスビーをしています。

●個別支援級に通って思うこと

入学前は、交流を多くと希望していましたが、娘はみんなはできて自分にできないことがあることを気にしているので、少人数の中自分のペースで過ごせることが娘にとっていい環境だと分かりました。そう思うまで半年くらいかかりましたが・・・

先生方はひとりひとりの様子を見て、良い環境を考えてくれています。年に2回個別面談そして1回家庭訪問がありますが、いつも長い時間になります。こんなに娘のことを想って将来のことも考えて日々接してくれるとは入学前には思わなかったので、びっくりしているのが正直な所なのですが、ありがたいです本当に。

私ができることは少ないのですが、気をつけていることは娘の様子を都度担任の先生、交流級の先生に伝えていることです。学校であったこと、思ったこと、うれしかったことを娘が話してくれることを毎日の連絡ノートに記します。先生も娘の気持ちを知ることができ、娘への理解を深めてくれるようになりました。

不安でしかたなかった2年前、たくさんの人たちに支えられて毎日を過ごせています。

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ダウン症を持つ娘の入学準備

こんにちは、ペコちゃんです。先日小学校の入学準備をインターネットで検索したら、ルーペちゃんのこちらこちらの記事がヒットしました。もちろん検索前にチェック済みですがね!!今春、入園入学の皆さまおめでとうございます^^

●小学校に入学します

ダウン症を持つ娘の入学が数日後にせまってきました。入学先は養護学校、地域の小学校の通常学級、個別支援級がありますが、娘は個別支援級に進みます。進学先の先生方と面談をし娘の様子も見ていただき、個別支援級に在籍しながら算数と国語以外の授業を通常級で受けてみようとお話しています。

小学校生活を楽しみにしながらも不安を感じている娘。小学校でたくさんのいろいろな経験ができますように。

●入学準備

ルーペちゃん記事を参考に、2年前の息子のときと同じように準備を進めましたが、娘にとって良いと思うものに変えたものがあります。先輩方におすすめしてもらったものをあるので、今日はそちらをご紹介します。

●鉛筆と鉛筆削り

上手に鉛筆を持って書けるのですが、持つ力が弱い。こちらの鉛筆は丸みをおびた三角形なので少しの力で握りやすく、書きやすい様子。幅が太いので、専用の鉛筆削りが必要です。このタイプの鉛筆削りは小さく力も必要なので私の担当ですが、太い鉛筆用のハンドルタイプ鉛筆削りもあるようです。

●消しゴム

書きやすさを考え4Bの鉛筆も使っていきますが、字が太く濃くなります。消しやすいように、濃い鉛筆でも軽く消せるこちらの消しゴムを。

●クーピー

学校指定のクーピー12色、ソフトタイプケース。なのですが、短く、太く、断面が三角のこちらを。鉛筆と同じように持ちやすく、書きやすい様子。ただ娘は最近ますます絵を描くことが好きなので、あっという間に短くなっていきそうです。

●セロハンテープカッター

軽い力で切りやすいこちらを。大きいサイズのものと悩みましたが、手に収まる方が使いやすいかなぁと思います。色は娘が選びました。

●上履き

キャラクターの絵柄が入ったバレエタイプの上履きをいただき気に入っていたのですが、甲のバンドがきついのか履きづらそうでした。先輩ママからおすすめされたのがこちらの教育パワーシューズです。

いいなと思った点は、①マジックテープで脱ぎ履きが楽。②つま先にゆとりがある。③かかと部分がしっかりした作りになっている(関節が柔らかいので)。ただ、マジックテープをしっかり止める必要があるので家で練習したいと思います。

●これから・・・

ランドセルは一般的なものを選んだのですが、軽く背負いやすいものの方が良かったかなと考えています。でも、兄と同じシリーズで喜んでいるのでひとまずは良しとします^^

娘用に選んだものは以上です。実際に使用してみての感想などもまたお伝えしますね。また新しい教材も出てくるかと思います。

●番外編

こちらも先輩ママさんからおすすめしてもらった、見事に食べ物だけでなり立っているあいうえおの本です。娘は食べることが大好きですし、知っているものが出てきて分かりやすいのでしょう、よく目にしています。最近購入したのですが、自分や兄、母の名前を読めるようになりました。興味のあるときに、タイミングを逃さずに合うものを見つけていけたらいいなと思うペコちゃんでした。

 

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