Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

暑い夜に良い睡眠を得るためにあなたができること

こんにちは、明日はドクタールーペ株式会社の創立記念日なんですよ~のルーペちゃんです。

皆様のこれまでのお力添えに深く感謝申し上げるとともに、

今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

さて関東地方も梅雨入りし、夜もだんだんと蒸し暑く寝苦しくなってきました。

(梅雨だけに?)五月雨式に続けている快眠シリーズ、今日は

「暑い夜に良い睡眠を得るためにあなたができること」と題してお届けします。

本題に入る前に余談で恐縮ですが、歴史的にショートスリーパー

(短時間睡眠者。睡眠時間が6時間未満の人)として有名な人たち、

レオナルド・ダヴィンチやエジソン、ナポレオンなどは、実際には

短い睡眠を一日に何度も取るスタイルだったそうです。

先日テレビを観ていたら、「あまちゃん」の脚本家・宮藤官九郎さんが

「2、3時間の睡眠を数回に分けてとる」ライフスタイルだと語っていました。

ショートスリーパーには天才型が多いとも言われます。

あと芸能界でショートスリーパーで有名なのは明石家さんまさんですね。

うーん納得。

はい、本題に入ります。

【ちゃんと「寝間着(ねまき)」を着よう】

四季を通じて寝間着の基本は

そのまま布団の外に出たら何かはおりたくなる」ものです。

つまり、「それ一枚で部屋をウロウロできる格好」は

寝間着には厚すぎる可能性があります。

特に男性に多いように思いますが、

寝間着代わりに「Tシャツ・スエット・ジャージ」を愛用している方は、

一度デパートの寝具売り場できちんとした寝間着を触ってみてください。

その軽さ、柔らかさ、肌触りなど、やはり運動を目的とした服とは

全く違うことがわかります。

服の中で体が泳ぐような感覚があるのがベストです。

また、暑いから薄着ならいいというわけでもなく、

(真夏に裸で寝ると余計不快になるのはわかりますよね?)

肌同士が触れ合わないことと、汗を吸ってすぐ乾くことを目的に

選ぶと良いですよ。

ルーペちゃんが夏に愛用しているのは、綿のサッカー地(生地がうねうねと

波打っているもの)の寝間着です。

肌との接着面が少ないので空気が通りやすく、快適です。

【寝る前にコップ一杯の水を】

暑い時期は特に、寝ているときにも大量の汗をかきますので、

睡眠前にコップ一杯の水を飲みましょう。

「水分ならなんでもいいんでしょ」とお茶を飲んでしまうと

利尿作用で夜中にトイレに起きるはめになりますし、

その分かえって水分を排出してしまいます。

喉が渇いて目が覚めるなら、むしろまだいいのですが、

睡眠中にそのまま脱水症状を起こすこともあるので、

寝る前の水分摂取は習慣にすべきでしょう。

【エアコン・扇風機の使い方】

暑くて眠れないのも嫌だし、でもエアコンをつけっぱなしだと体調をくずすことも

多いし。。。悩ましい選択ですね。

「快適睡眠のすすめ」の堀先生によると、エアコンの場合は「寝る前に部屋を

冷やしておいて、適当な時間で止めるという方法しかない」そうです。

扇風機は一晩中体に当てっぱなしだと「ひじょうに危険」だそうで、扇風機だからと

油断してはいけませんね。

堀先生がすすめているのは、「頭だけ、足だけを冷やす」方法で、

保冷剤を足だけに敷く、扇風機でゆっくりした風を足だけに送る、などのほか

乾いたタオルを冷凍庫で凍らせておいて枕に敷く、などの方法が紹介されています。

しばらくはジメッとした日が続きそうですが、体調を崩しやすい季節ですので

普段以上に工夫と配慮が必要ですね。

では、ルーペちゃんでした。

参考文献:「快適睡眠のすすめ」堀 忠雄著 岩波新書