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ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

根岸通信【16】タイへ妄想トリップ・DeeDee

こんにちは、今年の大河ドラマから早々に脱落したルーペちゃんです。
西郷と篤姫の恋バナとか。。。萎える。朝ドラですかっ。
今は代わりにアマゾンプライムで「ゲーム・オブ・スローンズ」を観ています。
素晴らしいです。(絶対地上波で放送できないけど)面白すぎます。
話が複雑すぎて、一話につき2回観ないと理解できませんがその分面白いです。
NHKの方、アマゾンに視聴者を奪われたくなかったら「真田丸」の再放送を早急に!

●久しぶりの根岸通信はタイ料理

しばらくやっていませんでした根岸通信。
理由はいくつかありますが、一番の理由は私たちが満寿多さんに行き過ぎていることです。
事務所から至近の古民家カフェ「満寿多」、居心地が良くてご飯がめっぽう美味しくてお店の方たちが楽しい、となれば通わないわけがない。
満寿多はメニューも豊富なのでそのうちまたご紹介したいと思うのですが、それまではなかなか新規開拓もできないのです。

というわけで去年撮影しておいたタイ料理屋さんの写真を引っ張り出してきました。
今日ご紹介するのは入谷の駅から5分ほどの場所にある「DeeDee」です。

実は満寿多ができるまで、このDeeDeeが、我々のランチローテーションの中でダントツ首位でした。
メンバー全員エスニック好きなこと、子供がいるとエスニックはなかなか食べに行けないこと、などから「今日何食べ行くと?」と言われたときにここを提案するとだいたい採用されるのです。

●近隣の会社員たちに大人気


ランチに訪れると、座れないことはありませんがほとんどいっぱいです。
ひとり客も多く、みなさん汗をかきながらザクッと食べてさっと出ていきます。
タイ王室の写真やタイの神様たちの置物が飾られた店内は、本場タイ人の手による店なのだということを思わせ、エスニックな雰囲気を高めます。
スッキリと清潔感ある店内、タイあるあるで冷房は強めです(笑)。
厨房を始めスタッフには日本人はおらず、「ナニシマスか〜」と片言の日本語で注文を取りに来ます。


ランチメニューは、ガパオやチャーハンなどのご飯物、グリーンカレー、レッドカレー、あとはトムヤムラーメンやタイスキラーメンなどの麺物などバリエーション豊か。
サラダとデザートがついて900円です。

だいたい私たちが頼むものはいつも決まっていて、
社長はカレー系、ペコちゃんはガパオ、私はトムヤムラーメン
しかし撮影したこの日に限ってペコちゃんがなぜかタイスキラーメンを頼むという暴挙(?)に出て、絵面がほとんど同じという状況に。
今度ペコちゃんがガパオを頼んだときにまた写真撮っておきます。
ガパオも美味しいんですよ〜。


こちら私注文のトムヤムラーメン
トムヤムクン大好きなんです。
タイ料理を食べに行っても、トムヤムクンは小椀にほんのちょっぴりってことが多いのですが、このラーメンならどんぶり一杯食べられます。幸せ!

大振りなエビはジューシィ、エビの出汁の効いたスープは酸っぱいの後で辛さがじわじわやってきます。
一般的なものよりもやや辛め、という印象ですが、苦手な方は辛さを調節してもらえるのでお願いしてみてください。
麺はビーフンの平打麺で、ピロピロムニュムニュした食感が心地よい。
かなりボリュームがあります。


こちらはペコちゃん注文のタイスキラーメン
ちょっと味見させてもらいましたが、トムヤムよりも辛さはマイルドで甘みを感じます。
野菜たっぷりでヘルシーな麺です。

●入谷でのんびりランチに

なんというか、こちらのお店はわさわさしてないところが好きなんです。
時間の流れ方がのんびりしていて。
食べに行くとつい長居してしまうこともしばしば。
ぼーっとしていると、タイ旅行中の昼下がり、みたいな気がしてしまうのです。


DeeDeeのお隣の洋品店?の入り口で黒猫がくつろいでいました。
やっぱりこの辺りは時間の流れがちょっと違うなぁ。

駅からすぐ近くですし、無休で頑張っています。
お近くに来られた際はぜひこののんびり旅行感を味わってみてください。

DeeDee入谷店
東京都台東区松が谷4-15-3-105
TEL03-3847-1715

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出勤前に「ペリカンのパン」を買うために寄り道

こんにちは、ルーペちゃんです。
今って梅雨でしたよね?と思うほど暑いですね。
電車に乗ってもしばらく汗がひかず、隣の人に気を使いながらハンカチでフキフキし続け、汗がひいたあとは臭わないかしらと心配して。
そんな人には2年前の梅雨どきに書いたバックナンバーをぜひ読んでいただきたい。
消臭&ほのかな香り、ミョウバン水を作ってみる

●浅草の超有名パン屋「ペリカン」

もう今回の内容は題名ですべてです。
ペリカンのパンを買いましたよっていう、いわゆるかるーい自慢?みたいな?
まあそんなこと言ったら、だいたい98%のインスタと、87%のFacebookと、65%のブログの内容は自慢なんですけど。(ルーペ調べ)

さてペリカンの話。

パン好きな人だったら、食べたことはなくても名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
パン屋と言ってもあなたの街のパン屋さんとはかなり趣が異なります。
昭和17年創業、主に業務用のパンを作ってきた老舗パン屋さん。
惣菜パンもサンドイッチもスイーツパンもなし、パンの種類は食パンとロールパンのみ!潔い。
そのパン屋さん、連日行列で、ヘタをするとお昼には売り切れちゃったりするんです。

仕事終わりに思いついて、何度か電話をかけてみたことがあります。
あるときは「午前中に売り切れました」との答えでしたが、あるときは残っているというので、
ペコちゃんと入谷からバスに乗って買いに行ったこともありました。
その後も行きたいなぁと思ってはいるものの、田原町というのがルーペちゃんの家からは
微妙に行きづらい場所で、行きに寄るのも帰りに寄るのも面倒。。。
今回はアキコ先生に差し入れするため、重い腰を上げて出勤前に寄ってみることにしました。

海浜幕張から西船橋まで行き、総武線に乗り換えて浅草橋まで、浅草橋で都営浅草線に乗り換えて蔵前で降り、徒歩10分。
・・・もう大変!!!
暑い中息も絶え絶えにお店の前にたどり着くとひと気なし。

浅草の国際通りというメインストリート沿いではありますが、周囲に商店がひしめいているわけではないので、唐突にという感じでお店が表れます。
以前午後に行ったときは入り口に数人並んでいたのですが、さすがにこんな早い時間は人が少ないのかな?
引き戸を開けるとすぐ目の前にカウンター。
そしてカウンターの奥はぜーんぶ作業場。
要は作業場の玄関で商品の受け渡しだけしますよ、というつくりなのです。
なので引き戸を開ける前に何を買うか決めていないとまごまごしてしまい、後ろに並んでいる人たちの熱い視線を感じることになるのでご注意を。

入って右手の壁一面に背の高い木の棚があり、焼きあがってお客さんの手に渡るのを待つパンたちが棚の隙間を埋めるように、ズラッと並んでいます。
この様子がなんとも美しくて神々しいほど。
人の命を支える「主食」の名にふさわしいパンたちです。
ああ、ここはお米屋さんが米を売るようにパンを売る店なのだなあと。

アキコ先生、ペコちゃん、ルーペちゃんの分のパンを買い、事務所に向かいます。
事務所へはお店のすぐそばから出ている草41系統のバスに乗って10分で鶯谷駅前。楽だ・・・
しかしそこから事務所までがツラかった。
だって2斤が2本、3斤が1本ですし。
どういう量かといえばこういう量です。

(左から、2斤・2斤・3斤)
小麦粉のカタマリ運んでるようなものですもの、それは重かったですよ。
でもペコちゃんがすごく喜んでくれたので報われました。

●さーてどうやって食べようか

2斤の場合、普通に売っている食パンのサイズよりはちょっと小さめです。
測ってみたところ、正方形の一辺が9センチ、長さが33センチでした。


ただこのサイズが、厚切りトーストにしたとき絶妙なのです。
ペリカンのパンはかなりみっちり中身が詰まったパンなだけに、普通サイズの食パンだと厚切りにするとややヘビー。
小さめサイズのこちらなら、厚切りにしても量的にちょうどよく、”厚みのあるトーストの幸せ”を存分に堪能できます。

買って帰ってすぐに食べたい、すなわち夕飯にパンを食べるとなるとどうしたらいいか。
うーんうーんと唸った末、あるメニューを思い出しました。
千葉市の「呂久呂」という喫茶店で食べた、カレートーストです。


いいじゃないこれ!やってみよう。

パンの端から大胆に10センチほどカットし、耳の周囲に切り込みをいれます。

そして手で白い部分をぎゅぎゅっと押し付けると、パンの器が出来上がり。

そこにレトルトカレーをとろとろっと注ぎ、余ってたとうもろこし、チーズをかけてトースターで焼きます。

キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!

これはいかん。うまいに決まってる。

これはいかんだろ。。。逮捕されるわ。

ペリカンのパンはなんといっても耳が美味しいです。
薄くてパリッとしてて、耳単品で何か商品ができそうなくらい存在感があります。
そして白い中身の部分はもーっちりしーっとりとして、これまた単品で何かできそうです。
もう「ペリカンの耳」「ペリカンの中身」って別々に売ってもいいよ!というくらい、それぞれ美味しいです。
なのでそれぞれにカレーをつけて食べると、それぞれ全く別の楽しみ方ができるのです。
なんという贅沢食べ!


翌朝はスタンダードにバタートーストを。

幸せの黄色いトースト。。。

●もっと気軽に買えたらいいのに。。。ええっそこで?!

パン好きのルーペちゃんは、これまで数多くのパンを食べ歩いてきました。
その中でもこれは唯一無二!と記憶に残ったパン屋さんがいくつかあります。

九十九里のnaya、神戸のフロイン堂、コム・シノワ、ameen’s oven、松戸のツォップ、世田谷のシニフィアン・シニフィエ、吉祥寺のダンディゾン、福岡の即興詩人、三田の谷口パン、代々木のルヴァン。。。

何も見ずに記憶だけでこれだけのお店を並べることができます。
それだけパンとパンにまつわる幸せな記憶は人生に深く影響しているのかもしれません。
こちらのペリカンさんもそのひとつとなりました。
このお店をこの形で続けてくださっていることが何より尊いです。ありがとう!

ペリカンさんのドキュメンタリー映画が今年の10月に渋谷のユーロスペースで公開されるそうです。
パン屋さん、しかもこれだけ歴史も名もあるパン屋さんの仕事場を伺い知ることができる機会は貴重ですね。
公式ツイッター
公式Instagram

最後、この記事を書いての大きな収穫が。
今回の記事を書くためにペリカンさんのことを検索していたら、入谷の地区情報サイトが引っかかりました。
なんで入谷が。。と思って読んでみると、びっくりするような内容が。
浅草 ペリカンのパンを近所で買う方法。

内容はサイトに移動して読んでいただくとして、それはそれはびっくりしましたよ。
マジか!そこ事務所のめちゃめちゃ近所!
家から乗り換え乗り換えして買いに行ったのに。。。うぅぅ、悲しいけど嬉しい。

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根岸通信①〜三好弥・ねぎし丸昇〜

こんにちは、今週まるっと体調不良で寝込んでいたルーペちゃんです。
花粉症がいよいよひどくなってきたなと思ってあきらめていたのですが、「頭痛・発熱・関節の痛み・鼻水」という症状はひょっとしたら普通の風邪だったのかもしれません。
その証拠にまだ花粉が飛んでいる今も、その症状はおさまりましたから。
この季節は原因に色々心当たりがあるので、もう何がなんだか。

●会社近くのランチ処「三好弥」

そんなわけでようやく起き上がれるようになった今日。
先日「会社の近くにランチするところが少ない
と書きましたが、そんなランチ難民の我々がまあまあのヘビーローテーションで通うお店をご紹介します。

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三好弥さんという洋食屋さん、みそかつが名物です。
場所は日暮里・鶯谷・入谷のどの駅からも徒歩15分という便利とは言えない場所ですが、会社からは徒歩5分。
でもいつもお客さんでいっぱいです。
そして、小さなお店なので相席がデフォルトです。
内緒話や仕事の打ち合わせはできません。
そしてこちらのお店、完全禁煙なところもお気に入りです。

この辺りは上野浅草に近いハイカラな土地だったせいか、古くからある美味しい洋食屋さんが多い場所です。
その中でもこちらのお店はアットホームな雰囲気で、地元の方やお勤めの方に愛されています。
日替わりランチ以外を食べたことがないので今まで意識したことがなかったのですが、今回改めてお店のサイトを見たらメニューの数がものすごく多い・・・。

でもだいたい1000円前後で、都内の洋食屋さんとしてはとてもリーズナブルです。
一番高いのが「鉄板・厚切りポークソテーセット」の2000円。
頼んでもたぶん私では食べきれないでしょう。
なぜなら830円の日替わりAランチでも結構なボリュームなのでお腹パンパンになるから。
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日替わりAランチ830円
みそチキンカツにハムエッグ、キャベツサラダとご飯・味噌汁つき。
こちらの白米がまた美味しいんです。
それにしてもこの熱々カリカリのチキンカツは家では真似できない、やっぱり美味しい揚げ物は外食で食べるに限ります。
(と言って、めったに家で揚げ物をしない理由にしている私)

●「三好弥」の由来

チキンカツ自体、食べようと思ってもお店が限られると思いますが、それがさらに味噌カツですから。
首都圏ではなかなかお目にかからないですよね。
メニューにも「三河名物」とあるので、元々は愛知から来たお店なんだろうなと思って何気なくぐぐってみたら、こんなサイトを発見しました。

晴れ時々、三好弥
なんと都内に散らばる「三好弥」という名前のお店を調査しまくっている人がいました。
都内だけでもこんなにたくさんの三好弥があるんですね〜。
何でも調べる人はいるもんだな。
ちなみにこちらのブログの調査によると、「”三河”にいた”好弥さん”が始めたから、三好弥」なんだそうです。

●デザートは大学芋で

ご飯を食べ終わって事務所に帰ろうと角を曲がるとすぐ、ねぎし丸昇さんがあります。
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大学芋とおでんのお店です。
ショーケースに並ぶ、蜜にひたひたになった大ぶりの大学芋を見ると素通りできません。
注文すると、朗らかなお母さんがその都度測って包んでくれます。
芋がひとつひとつ非常に大きいので、いつも重さをオマケしてくれます。

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デパ地下などで売っている都会的な(?)大学芋は、周りがガリガリになるまで”良く揚げ”してあるものが多いのですが、こちらはほにゃっと柔らかい、素朴なタイプの大学芋。
その分芋の中まで蜜がしみしみで、やめられない止まらない美味しさです。
300グラム買っていって、娘と二人で夕飯前に食べてしまったら、二人ともお腹がいっぱいで夕飯が入らなかったという。。。
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●やっぱり下町は安らぐ

できてまだ20年くらいの街に住んでいるルーペちゃんちの周りには、チェーン店ばかりで個人商店がほとんどありません。
区画整理も完璧できれいだけれども、整いすぎる感もある街。
そんな街から事務所に来ると、雑然としながら人の体温と歴史が感じられるこの街の魅力を改めて感じます。
肩の力が抜けて、素の自分を見せられるような。
「山手線で一番ダサい」と言われようとも、いい街ですよ!

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