ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

ダウン症を持つ娘、来春小学生になります。

クリスマスでしたね。毎年クリスマスの時期になると思い出す、30数年前ペコちゃんが幼稚園児の頃のお話。クリスマス会が開催されたその日はタイミングよく雪の降った日でした。講堂に集まる私たちのところへサンタさんが大きな袋を持って来てくれて、ひとりひとりにプレゼントを渡してくれました。全員に渡し終えて颯爽と帰って行ったサンタさんを私たちは追いかけ講堂の外に出ると(すぐ園庭がありました)、サンタさんの姿はすでになく、雪の積もる園庭にはトナカイの足跡が何個も残っていたのです。

やっぱりサンタさんトナカイに乗ってきてくれたんだね~とみんな納得して部屋に戻ったのでした。犬が迷い込んだのかな?いや、犬のではなかった。先生が私たちの行動を予測して仕込んでいてくれたものだったのかな?今でも不思議な記憶として残っています。

●来春には・・・

我が娘、来春には小学校入学となり、就学に向けての準備が進んでいます。5月に療育センターにて就学説明会、11月に小学校にて就学前健診、今月には特別支援教育施設にて就学相談を受けてきました。入学予定小学校の校長先生との面談も今月に予定されていましたが、体調不良のため来月に延期していただきました。

●就学先のこと

就学先についてずっと悩んできました。周りのダウン症を持つ先輩たちは、特別支援学校、個別支援級(地域の小学校での)、一般学級と就学先が3つに分かれています。

校長先生との面談が来月になり、入学先が決定することも先延ばしで落ち着かない面もあったのですが、教育施設での相談から時間を置くことができ、自分の中での考えも変わった(落ち着いた)こともあり、いい時間をもらえたと思っています。

●今の娘は・・・

娘は、またこの1年間で話す力がぐんと成長しました。これは理解力も伸びたからだと思っています。ひらがなや字を書くことにも興味が出てきて、兄の就学に向けて購入し(全然やらなかった)たひらがな練習ノートの字をちゃんとなぞっています。描く絵も変わってきました。身体的にも、跳び箱などはむずかしいけれど、片道徒歩1時間半の散歩にもしっかり付いて行ける。壁登りや踊りなども上手にできる。

クラスで集まって先生や友達と話すときは、長く掛かると飽きて抜けてしまうことが多かったけれど、みんなが迎えに来てくれることが続くとずっと話し合いに参加することもできているようです。ただ、時にはひとりでふらりとしてしまうことがある。そして、先生の存在をとても頼りにしている様子。


クリスマス会にて、ひいたくじに書かれたものをサンタさんへ持って行くとプレゼントと交換してくれるゲーム。娘のひいたものは「人形」でした。突然登場したサンタさんに驚き、少し距離がある。

●これからの娘にとって ・・・

就学について調べていくうちに響いた、親御さんや先生たちの言葉があります。

『ハンディを持つ子どもにとっての不幸とはハンディの重さではなく、能力に見合ったサポートを受けられないこと』

『自分の発信が受け止めてもらえる環境、自信がもてる環境が娘にはとても大事な意味を持つと思った』

『就学先に100%満足ということはない』

『入学はゴールではなく、スタート』

『器に水を入れる時、口が広い器ならば一度にたくさん入れる事が出来るけど、口が小さい器ならばゆっくりと少しずつ入れれば器いっぱいに入る。けれども、広い口の器と同じ入れ方をすればこぼれてしまう』(ハンディを持つ子どもへの教育を例えたもの)

どの学校、学級に通うということは重要なことではないと思い始めています。大切なことは、生きる力を身につけること
ルーペちゃんのこちらの記事(子育ての最終目標って何だ?)を読んで、辿る道は違うけれども、できることは違うだろうけれど、つきつめた先の考えは同じなんだなぁと。

娘には驚かされることが多々あります。先日のこと、宿題をよく学校に忘れてくる息子に怒ったあと娘になぜ怒っていたのか聞かれました。「宿題を学校に忘れてきたこと。今日だけではなく、最近よくあること」を伝えると、しばらく考えたのちに「宿題、学校にあるから大丈夫だよ。○○(兄の名前)、自分でちゃんとできるから大丈夫だよ」「悲しくなっちゃうから、怒らないでね」たどたどしく、でもしっかりと自分の思いを伝えてくれます。

そして、「でもね~」とグチを続ける母に、「うんうん」「そうかぁ」と相づちをうちながら付き合ってくれ、最後には「お母さんのことは、○○ちゃん(自分の名前)が抱っこしてあげるからね!」とぎゅーーっとしてくれました。泣ける。何でこの子はこんなにも人の気持ちに寄り添えるのだろう。この気持ちを大切に、生きていく力、技を身につけて行って欲しいと思うのです。


6歳のお誕生日にて。その頃アンパンマン第二次ブームでした。

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マスキングテープと牛乳パックでクリスマスの飾りを作ってみた!

こんにちは、ペコちゃんです。師走に入って気ぜわしく、街も活気づいて来ましたね。行くお店先々でお客さんが溢れていました。先日年が明けたと思ったのに・・・時がたつのは早いなぁ。

●クリスマスの・・・

年明けの前にクリスマス。我が家では、クリスマスツリーを欲しいと思いながらも気づくとクリスマスが終わっている昨今であります。ツリーの飾り付けはないけれど、季節を楽しめるようなものがあったらいいなと飾るものを作ってみました。どちらも身近な材料を使った、子どもと一緒にできる簡単なものです。

●牛乳パックで作るキャンドルホルダー

段々寒さが厳しくなりますが、目にすると心までも温めてくれるようなキャンドルホルダーです。

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【材料】
・牛乳パック
・画用紙
・ハサミ
・カッター
・下書き用の鉛筆
・のり
・セロテープ
・100均などで販売されているLEDキャンドルライト(ダイソーで購入)

【作り方】
1.端から表面の表面のビニールをはがします。

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2.はがし終わったら、上下を切り取り、長方形にする。折り目と折り目の間にもう一回折り目をつける。

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3.画用紙に好きな絵を描き、切り取る。シールなどを貼ってもかわいい。

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4.牛乳パックに貼る。ちなみにツリーな外側に、家は内側に貼りました。外側ですと、シルエットがはっきりとし、内側ですとぼわーっと幻想的な雰囲気になりますヨ。筒状にして、端をセロテープでとめます。

5.ホルダーの中にLEDキャンドルライトを置きます。LEDキャンドルは大きい方には単四電池2本、小さい方にはコイン型のリチウム電池を使用します。点灯時間は連続で約72時間。ゆーーっくりと点滅して、まるで本物の炎がゆらぐかのようです・・・。キャンプファイヤー始め、炎のゆらぎを見ていると不思議と落ち着きます

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6.完成です。家のホルダーは牛乳パックをちぎり、半分の高さにしましたよ~

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●マスキングテープを使ったクリスマスツリー

【材料】
・マスキングテープ

クリスマスツリーは大きくて、ある程度のスペースが必要ですが、壁を使えばスペースを取りません^^ こちらのマスキングテープ(以下MT)を使いました。幅、デザインとも沢山のものがあるのでお好みの物を!ペコちゃんは、グリーン系で光沢のあるものと、アクセントが欲しかったので水玉模様のものを選びましたよ~

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・ツリーに飾るオーナメントにできるもの(モール、折り紙、リボン、シールなど)

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【作り方】

1.MTを壁に貼り、ツリーを作ります。壁の大きさや好みもありますが、我が家ではシンプルな形にしてみました。

MTはもともと塗装現場や撮影現場などの作業箇所以外を汚さないためや資材を区別するために専門職の人たちの間で使われていた養生テープでした。それを雑貨として、かわいい色や柄をプリントして販売したところ大人気に。基本的に和紙で作られていて粘着力は低く、貼り直しができます。ですが、中には粘着性の高いものもあるので、試し貼りをして確認してくださいね!

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2.オーナメントを作ります。まずリース。ドーナツ型に切った型紙を作ります。

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モールを2本ずつ型紙にグルグルと巻き付けていきます。太いモールでしたら、1本で大丈夫。シールとリボンで飾り付けします。

次に、ステッキを作ります。2本を交差させながら巻いていきます。形を作って、リボンを付けます。

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他のものも作ってみました!

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3.ツリーに飾りつけしていきます。先ほどのツリーの内側にMTを斜め貼ります。オーナメントにはMTを貼る部分をつけておくと便利です

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4.完成です!娘がクリスマス会で作ってきたものも飾ってみました。が、まだまだあっさりしてます。ドンドン作って(セロテープで)貼っていこうと思います!

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●作ってみて・・・

器用ではなく工作が得意でもないのですが、どう作ろうかな~と考えたり、手を動かしていくうちに楽しくなってきました。家族で同じものを作っていくということも嬉しい、物に愛着がうまれます。これからもいろいろと作ってみたいと思うペコちゃんなのでした。

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ペコちゃんの絵本バック作り講座

こんにちは、ペコちゃんです。ぐんと寒くなりましたね、皆さま体調崩されていませんか?こどもの通う園ではノロウィルス症状が続いており、保健所からの指導もあって園のイベントが中止や延期になっています。

くしくも4年前の12月にノロウィルスに感染してしまったルーペちゃんの力を振り絞ってとってくれた記録本当に助けられたグッズアキコ先生に聞くQ&Aの3部立て特集がありますので、皆さま必見ですよ!ペコちゃん、コピーして園のみんなに配りたいくらいっす!

●絵本のカバーを使って

今年小学校の図書室ボランティアになり、そちらで教わったブックカバーの付け方を先日お伝えしました。今回またまたいいものを教えてもらいましたよ~ 快くOKをいただいたので、ご紹介します。絵本カバーで作るバックです!

購入した絵本や本のカバー、皆さんどうされていますか?我が家では、私の読むものはそのままカバーを付けていますが、絵本は付けているとバタバタして読みづらいのか、こどもたちがすぐ外してしまうのです。そしてステル。

でも、カバーのデザインはかわいくて、丈夫で、捨てるたびに何かに使えないかなぁと思っていたのです。なのでこの方法を教えてもらって、ムフムフと嬉しい。今までのカバーもとっておいたらよかったなぁ。

●用意するもの

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・バックにしたいカバー
・カッター(はさみでもOK)
・長めの定規
・えんぴつ
・両面テープ
・穴あけパンチ
・持ち手用のひも(梱包用のひも、リボン、いらなくなった紙袋の持ち手などお好みのものを)

●作り方

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単位:mm(すみません、右端の14は140の間違いです)

1.カバーの裏面に展開図をえんぴつで描いていきます(こちらでは見やすくペンで書いています)。絵柄や形の好みによって幅が変わってくると思いますのでご参考までに。絵柄が可愛かったので見える幅を広くし、マチは少ないです。ちなみにこちらのカバーサイズは、28cm×71cmです。

・・・・・ 山折り
_____  谷折り
___  切り取り線

 

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マチになるところです、見づらいのですが下から15mmと45mmのところに薄く線を引きます。

2.折り目をしっかり折り跡をつけて折ります。重要ポイントです!!しっかりきれいに折ると、仕上がりがぐんと良くなります

3.切り取ります。持ち手補強用と外底、内底に両面テープを貼ります。今回裏面に貼りましたが、絵柄面に貼ると見える部分が白色すっきり。本体220mm幅半分の110mmと、持ち手補強用70mmの箇所に印を。

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4.持ち手補強用を本体に貼ります。先ほどつけた印を合わせます。

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5.カバーを筒状にします。

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Aに両面テープを貼ります。両面テープの幅が15mmだったため+3mmで18mm。Aの部分はお持ちのものに+3mmの幅にしてください。

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両面テープは一回貼ってしまうとはがせないので、慎重に・・・少しずつテープをはがしながら貼っていくとずれずにきれいに貼れます。しっかりと折り目をつけましょう!

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6.底を作ります。線をひいた箇所をそれぞれ谷折りにします。

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ここで本を変えてご紹介します。この部分に関しては、こちらの方がきれいにできたので・・・
サイドにしっかりと折り目をつけます。

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内底を両面テープを貼った面が見えるように、内側にさし込み、左右→上下の順で貼り付けます。

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外底も貼り付けます。

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7.持ち手補強した箇所に穴あけパンチで穴を開け、ひもを通します。

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8.完成!!

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サイドには他の絵本が紹介されている箇所があたり、かわいい。

●最後に・・・

図書室ではイベントのときにプレゼントを入れて渡します。絵本で作りましたが、文庫本などでもステキですよ。とにかくポイントは折り目をしっかり!!ペコちゃんでした!

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「人と何か違うことがある」ということで。

こんにちは、ペコちゃんです。時々、というか頻繁にドクタールーペブログを読み返します。日常の知恵を改めて試し、いつかまたゆっくり訪れたい沖縄の情報を見直し、山梨の名産に胸をときめかせ、梨娘ちゃんのことを自分の娘とかさねて思いをはせたり。先日は一昨年春に書かれたルーペちゃんの記事が目に止まりました「このヒトコトで、不思議と気持ちが切り替わる」というタイトルのものです。

詳しくは記事をご覧いただきたいのですが、作家で精神科医の斎藤茂太氏のおまじないとして唱える言葉「まあ、いいか」が紹介されています。落ち込みそうになるとそうつぶやき、口にするだけで心の切り替えができるようになった、とのこと。ルーペちゃんもどこにも持って行き場のない気持ちが、「まあ、いいか」と唱えると、スッと軽くなったそうです。

気持ちの切り替えが上手ではない私、試してみたらやっぱりスッと心が軽くなりました。自分にはどうしようもできないことって沢山ある、そんなときはまた使えるようにおまじないとして持っておきたいなと思います。

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●エグモントホイスコーレの

以前、エグモントホイスコーレというデンマークの学校をご紹介しました。デンマークにある全寮制の学校で、約200名の生徒が在籍しそのうちの約1/3の方は身体・知的・精神に様々な障がいをもっています。彼らは国のアシスタントヘルパー制度を使って、クラスメイトでもある障がいのない生徒を雇うことで食事や排泄、買い物や旅行といった日々の暮らしを営んでいます

エグモントホイスコーレ在籍23歳のデンマーク人Jacob Riis(ヤコブ リース)さんのある夢を叶えるため、立ち上がった仲間たちのドキュメンタリー映画があります。

●『リース遠征隊ドキュメンタリー ガルフピッゲンの夢』

まずヤコブさんのことを・・・サッカーが好きでプロ選手になることを夢見ていた少年でしたが、今から8年前15歳のときにマチャド・ジョセフ病と診断されます。マチャド・ジョセフ病とは、進行性のある脳萎縮性の疾患で筋萎縮や筋力低下を伴うことが多いものです。ヤコブさんは発話がむずかしく、嚥下障害があり終日介助が必要、車椅子での生活を送っています。エグモントに入学しアドベンチャーコースを選択し、授業を通してアウトドアの楽しみを知りました。

2015年8月、ヤコブとその仲間7人は北ヨーロッパ最高峰ノルウェーのガルフピッゲン山を登頂します(標高2,469m、緯度が高いため日本で言えば4,000m位に相当すると言われています)。登山の計画は、ヤコブさんの自然の中でワイルドな経験をしたいという情熱が発端となりました。話を聞いたヤコブのヘルパーである生徒や、諦める事なくできるだけ多くの経験をしたいと考えるヤコブを応援する仲間が集まり、リース遠征隊がうまれたのです。

車椅子に乗るヤコブを仲間が押し進み、険しい道のりが何度も押し寄せる中車椅子を持ち上げたり、時には背負って登頂を目指しました。映画では、旅の計画、資金調達、準備や介助とチームで行った一連の記録が収められています。

●良き人生とは

エグモントホイスコーレでは、「よき人生」を実現することが求められています。ここで言われる「よき人生」とは、自分の人生を自分で決め、様々な活動を通して、1人の人間として全うし、すべての人がお互いに支え合いながら生きていくことです。

私が滞在していたときに、年齢や性別、立場関係なく心をオープンにして話しをする姿を頻繁にみました。そしてこう感じたのです、人間それぞれ個性を持つ存在であること、違ってもお互いに尊重することが大切だということ、すべての人が対等であるということ。

当初リース遠征隊の動機はヤコブの夢のためでした。けれども、最初から最後まで一緒に計画を立て、一緒に楽しみ、目標を実現させる中で、遠征隊8人みんなのための登山となったのです。リース遠征隊の登頂までの道のりを通して、映画では人は人と繋がりながら、お互い協力し合い生きていくことの大切さを伝えています。ヤコブも仲間の7人もお互いに支えつつ支えられている。

「人と何か違うことがある」というだけで、人生の楽しみを、夢を持てないことがなくなるといいなと思うペコちゃんなのでした。
『リース遠征隊ドキュメンタリー ガルフピッゲンの夢』は今月東京、栃木、三重、大阪で上映されます。

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ペコちゃん 南魚沼市で稲刈りをしてきた

こんにちは、ペコちゃんです。最近、息子の宿題を一緒にしているんです、コピーをして同じ物を解く。先日の、図形を書くという宿題で私の書き方が息子としては斬新だった様子、内緒で先生に提出・・・「お母さん頑張ったので見てください」と。優しい先生、採点して返してくださいました、二重丸。あれ?一番は花丸のはずだけどなぁ。

●稲刈りに行ってきた!

今年5月に新潟県南魚沼市へ田植えに行って来たことをお伝えしました。そのときから楽しみにしていた稲刈りに先日行って来ましたよ~2年前にルーペちゃんが千葉県鴨川市で稲刈りをした時期よりも、1ヶ月遅いシーズン。田植えも、稲刈りも1ヶ月ほど新潟の方が後です。

南魚沼へ向かう車中から見えるみえる黄金に輝く稲穂にワクワクしながら到着。

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おおお~ 5月に植えた際はこの状態だった稲がすくすく育ちました。

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さっそく刈りますよ!鎌で、一束ずつ刈り取ります。当日の朝まで雨が続いていたので、ぬかるんでいた為長靴(長袖、長ズボン、軍手、帽子が必須)を履きました。例年はもっと乾燥しているようです。

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人によって最初に植えている量が微妙に違うのですが、大体8束をひとまとめにして稲わらで束ねます。もみの位置を先の方へ揃えるのですが、なかなかむずかしい。でもモッタイナイので先へ先へ。ルーペちゃんの記事にあったわらのねじりひもの作り方をイメージトレーニングして向かったのですが、こちらではねじらずにそのまま使いました。

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その束をまとめてすぐに干し、乾燥させます。

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刈り取られたこの状態で、もみの水分量は約20%。次はもみ殻を取り除く作業になりますが、その時の水分量は15%と国の基準で定められているそうです。ここまで下げないとトラックに積んだときに発酵して熱を出し、最後には腐ってしまいます。天候にも寄りますが約半月干すと、15%になります(ちなみに機械ですぐに測ることができます)今年は台風や雨が多く稲が濡れた状態が長く続いています。せっかく成長しても、もっと雨が続けば刈り取ることができなくなってしまう田んぼもあるようです・・・。

逆に急激に乾燥させてしまうと米粒にひびが入ってしまうのでゆっくりと乾燥できる天候がベスト。ひびが入ってしまうと後の作業で米粒が砕けたり、炊飯時に割れたりするので、商品価値が下がってしまいます。

さて、私たちのできる作業はここまで。私たちは手作業で刈りましたが、農家の方は主にコンバインで。コンバインは稲を刈りながら、稲の穂からもみを取る脱穀の作業を同時におこないます。脱穀されたもみは乾燥機にかけて乾燥させ、トラックにて(農家さんによっては、袋やタンクに貯めてから)田んぼから次の工程、乾燥の作業をおこなう場所へと搬送されます。

●ライスセンターへ

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脱穀後の乾燥から出荷までを担うライスセンターへ見学に行ってきました(手作業では乾燥の前に脱穀作業がありますが、ペコ家翌日に地域の運動会があり、日帰りだったので残念ながら作業場に伺えずでした、残念っ)。まず最初にトラックからもみをおろします。子どもたちがお賽銭箱みたいだね、と。吸い込まれていく様子がまさにそれ。

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左の写真の柱を通り、右の写真の乾燥機へ。

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そしてベルトコンベアーを通り、もみすり機でもみ殻を取り除き、玄米にします。その後選別装置により商品となるお米と未熟米、くず米に分類されます。未熟米はおせんべいや加工用に、くず米は飼料用などとして使われます。こちらは未熟米。

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商品となるお米はこちらの機械で30kg詰めて・・・

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こちらの左側丸い台の上でひもを締め(手作業)、右側の台に移動し、その台が自動で上がり、作業される方が腰を痛めることなく重ねていくことができます。腰痛持ちのペコちゃん大感激のアイテムでした。

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この後翌年の夏までおいしく食べられるようにするため温度管理が重要で、袋詰めした後は隣りにある冷暗所に保管されます。

●稲刈りを終えて・・・

手刈りのお米はゆっくり乾燥するので痛むことが少ないそうです(天候に左右される部分も大きいのですが)。干されていても稲がまだ生きている間はもみに養分が蓄えられようとするので、お米が若干太るため美味しい。ただ、コンバインを使った稲刈りと比べて約10倍の時間と手間がかかり、かなりの重労働です。ペコちゃんたちの刈り取ったお米は乾燥やその後の作業をしていただき、後日届きます。どんな味がするでしょうか、楽しみたのしみ。

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