ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

お話し会・絵本の読み聞かせをまなぶ

こんにちは、ペコちゃんです。写真は先日大阪に行ったときにいただいた「ひやしあめ」。水飴をお湯でとかししょうがの絞り汁を加えているのですね。麦芽水飴を使うので、こんなきれいな琥珀色になるのだそう。水飴の甘さとしょうがのぴりりとした辛さが合って、これからの季節にぴったり、暑さを乗り切れそうです。神奈川では見たことがないので、こちらでも販売されたらいいなぁ。

昨年こどもの通う小学校の図書ボランティアになったのですが、今年も引き続き登録をしました。昨年は作業班で本の修繕や、図書室の季節毎の飾りつけ、今年は読み聞かせ班です。月に2回金曜日の朝に各クラス1人のボランティアが教室に行き、学年ごとに選んだ本を読むのです。緊張しいの私、人前で本を読むなんて普段だったら絶対避けたいことですが、今年入学した娘は個別支援級に属しながら時々通常級(にも籍・席があります)に行って交流しているので、「ペ娘ちゃんのお母さん」とクラスのみんなが覚えてくれて顔なじみになれたら、娘も過ごしやすいのではないかなぁと考えたのです。

絵本なんて、自分のこどもに読んだことがあるだけ(あ、一度児童館へ遊び行ったときに、初めましての女の子にリクエストされて紙芝居を読んだことがあります)。学年によって人数が変わりますが、1クラス25~40人に向けて読むこととは勝手が違うことでしょう。読み聞かせ班の先輩に教えていただいたこと、読み聞かせの講習会に参加して学んだこと、実際に読み聞かせ会に参加させてもらい思ったことを今日はお伝えしたいと思います。今は地域での読み聞かせイベントも増えていて、団体も続々と作られているようですよ。

●読み聞かせをするということ

・こどもたちに本との出会いの場をつくる
・学校や図書館などでは、大勢で一緒に聞くことで楽しみを共有することができる

読み聞かせを聞いているこどもたちは驚くほど本に集中していて、楽しい場面では目がキラキラ、スリリングな場面では、ハラハラしている様子が手に取るように分かります。主人公を始めとする登場人物の気持ちに共感したり、情景を自然に心にとめたり、こどもの頃にしかできない読書体験があります。そして一冊の本を通じた共通の体験を通じて、友達との共感が生まれるなぁと。ただ、同じ本でも感じること、面白いと思う場面はひとりひとり違うので、その違いも面白いなぁと。

●どんな絵本がいいのか

図書館でも本屋さんでも、たくさんの本がありますね。昔からのものもあれば、新しい絵本はどんどん出版されています。読み聞かせにはどんな絵本がよいのでしょうか。

・絵を見るだけで内容の想像できるもの
・耳から聞いて、心地よい文章のもの(言葉の響きを大切にしたもの)
・主人公に感情移入ができるもの
・主人公がいろいろな体験をするもの
・季節の行事に合ったものや、こどもの生活に身近なもの
・未就園児など小さい子は食べ物の話が好き

大勢の前ですと、小さい絵で描かれているものは、見にくい。ただ、本によっては小さくてもなぜか分かりやすいという魅力をもったものもあるそう。実際に遠くから眺めてみること大切です。そしてこどもは自分の知っている言葉が出てくると嬉しい。耳で聴いたときに想像しやすいものが、適しています。年齢を重ねると、物語を客観的に見るようになります、でもまだ小さい頃は感情移入して見ます、大人の望むよい子のこどもではなく、冒険心のあるような話を興味持ちます。そして、高学年であれば本に書かれていないその先を想像することができますが、低学年のこにはまざむずかしいこともあります。その頃はハッピーエンドのものを。

読み手が好きな本、ということも大切なポイント。こどもたちはダイレクトに気持ちを受け取ります。同じ本でも読み手によって、その本に対する思い入れや好きな場面がかわり、それはこどもたちの反応に出てきます。同じ学年での読み聞かせ、廊下に立って3クラスの反応を見ていたのですが、クラスごとに笑う場面や盛り上がり方が違ったことがありました。ちなみに「まくらのせんにん そこのあなたの巻」という本です。ふんが~ ふんぎ~

●どんなお話し会にするか

学校で、児童館で、イベントで、といろいろなお話し会の場面があります。主催者に確認し、その時々に合わせて計画します。

・誰に向けてなのか(年齢や人数)→合わせた内容の本を選ぶ(幅広い年齢層の場合は、小さい子に合わせる)
・時間→複数冊読める場合は、組み合わせを考える。動物の出てくる本は同じ動物が出ないように。
・場所→こどもたちが集中して話を聴けるところで。

●会場をつくる

大切なことは、こどもたち(聞き手)が本を見やすい、聞きやすい、集中できる環境をつくること。

・こどもたちが床に座る→読み手は椅子に座る、こどもたちが椅子に座る→読み手は立つ
・聞き手は扇形に座るのがベスト!→横に広がってしまったときは、手を広げて「この中に入ってね~」と声をかけると分かりやすい
・読み手の周り(特に後ろ側)はすっきりとさせて、集中がそがれないように
・読んだ本を飾るテーブルなどがあるとよい

●準備をする

準備は大切です。ベテランの方でも毎回緊張されるとか・・・ 少しでも緊張をへらすために準備、練習が大切。スポーツと同じ、なるほど。

・何回でも読んで練習する(声に出して)、できれば人の前で読んでみる→ある司書の方は先輩に10回は読むことをアドバイスされたそうです
・本に開き癖をつけておく
・絵を隠さずに本を持つ、ページをめくる→開いて真ん中の、下側を持つ。絵を隠さないように、自分側から外側にページをめくる。
・派手ではない服装で

もう少し開いて持ちましょう

●お話し会の始まり

・挨拶をする→メインは本なので簡潔に。こどもたちがざわついていたり落ち着かない場合は簡単な手遊びを
・心をこめて→こどもたちの様子を見ながら、ゆっくりと、本を大切に扱う
・感情を込めすぎないで読む→聞き手によって本の解釈は違って当たり前。読み手の気持ちを押しつけず、聞き手の思うように受け止めてもらう。主役は本。読み終えた後の感想も読み手からは聞かずに、想像してもらう。でも、淡々と読まずにその場面に合わせた読み方を。
・全てのページを見せる→見返し(表紙の裏ページ)の色なども考えて本は作られています。見返しから始まる本もあります

●本を読み終えたら

・読んだ本を紹介→用意したテーブルに展示して、こどもたちが手に取れるようにする。学校の場合、中休み、昼休みまでに返却して、手に取れるよう、借りられるようにしておく。
・読み手の反省会を→こどもたちの反応(盛り上がらなくても、笑いが起きなくても気にしない。ゆっくりと時間をかけてこどもの心にしみこんでいく本もある)や読んでみての感想をまとめる

●さいごに・・・

こどもが生まれてから何度となく参加したお話し会。こんなにも考えられているものだなんて・・・ 身を乗り出して夢中になって耳を傾けるこどもたちの様子を見て、何年たっても、たとえ内容を忘れてしまっても、絵本を読んでもらって感じたことは心の中にしっかりと残っていると、自分のことを振り返ってそう思います。

私は学校のボランティアに参加しますが、今地域のイベントや幼稚園、保育園でのお話し会をされるボランティアの団体が増えてきています。ご興味ある方、地域センターや図書館に案内がありますよ^^

本を通していろいろな人生を知ることは、自分や他の人を受け入れたり、生きる力になる。お話し会で本を読むきっかけができたらいいなぁと思うペコちゃんなのでした。

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